嵐5×20〜櫻井翔の熱量〜
櫻井翔の熱量が嵐の風速を上げ、ファンを巻き込んで会場のボルテージまで上げていく。
その様が映画でも存分に堪能できます。
現在公開中の嵐のコンサート映画
ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM
“Record of Memories”
今回からメンバーひとりひとりにフォーカスを当てて、たっぷり語ります。
まず注目するのは櫻井翔くんです。
※以下、ネタバレあります。ご注意ください。
さて、映画内での櫻井翔の名シーンを私の個人的な好みで選んでみました。
①最初の煽り
嵐のコンサートでは最初の方にひとりひとりお決まりの煽りをしていく時間があります。
松本潤の「5万5千人幸せにしてやるよ」とか、
二宮和也の「いらっしゃいませ」とか有名ですが、この煽りの時間の櫻井翔はすごいですよ。
「上の方調子はどうだ、下の方調子はどうだ」
「野郎ども調子はどうだ、女性陣調子はどうだ」
というお決まりの文句から、今回の5×20では、
「夢の時間へようこそ、夢の世界へようこそ」
「さあ、同じ夢を見ようぜ」
と、続いていきます。
このときの熱量が、まあすごい。
ボルテージを無理やりこじ上げていくような、勢いがあるんです。こんなに煽られるとファンも応えないわけにはいかないという気になります。
その会場の雰囲気、すなわち櫻井翔の熱量とそれに応えるファンの歓声を映画館でぜひ味わってください。
②サクラップ
櫻井翔といえば、嵐のラップ担当。
嵐デビューしてから少しの間は与えられたラップを歌うだけでしたが、2ndアルバムからは自らでラップ部分を作詞するようになり、ジャニーズのラップに変革を起こしました。
櫻井翔らしい前向きで、熱量あふれるラップは、サクラップと呼ばれ、嵐のコンサートにおいても一つの魅せ場になっています。
・Believe
今回の映画でいうと、Believeのラップ部分が最もかっこいいです。
サクラップの中でも特に人気の高いBelieveのラップ。
先の見えない人生への不安をまっすぐ示すと同時に、櫻井翔らしい前向きさを感じさせてくれます。
映画においては、
カメラで言うと背後からのアングル。
ガッツリたかれたレーザーの中を櫻井翔が1歩前へ。
目の前に広がるのはペンライトの海。
控えめに言って、最高です。
・La tormenta 2004
そして、嵐には櫻井翔が作詞をした5人のラップ曲というものもあり、映画内では、La tormenta 2004という、嵐の自己紹介的ラップ曲も披露されています。
どのメンバーの紹介も、可愛いですが、櫻井翔の紹介部分については、イケイケです笑
・COOL&SOUL
イケイケといえば、もう一つ嵐のラップ曲としてCOOL&SOUL というものも披露されています。
例えば、
すごくないですか?
嵐を見れてるあなた、この歴史を後世に語れるから幸せでしょ
って言ってるんですよ?
もうね、イケイケがすごい笑
でも、そんなところがかっこいい。
それこそ、ファンじゃない人は平和な感じの嵐しか知らないと思うので、この映画を見れば違う嵐を知れると思います。
③ピアノ
今回の映画で見どころとなっているのが、櫻井翔のピアノ演奏です。
嵐屈指のバラード曲であるアオゾラペダルを櫻井翔伴奏で、嵐、そして東京ドーム5万2千人で大合唱します。
櫻井翔は正直言って、ピアノがうまい人ではありません。それはピアノを習ったことのある人なら、ひと目でわかるほどに明らかです。弾く手の形からして、センスのある人ではないんです。
だけど、櫻井翔の弾くアオゾラペダルは心がこもっていて、届けたいという強い想いが伝わってきて、素晴らしく胸に響きます。
センスがあるわけでもない人がここまで完璧に弾くためにどれだけの練習を積んだのだろう、と背景の努力を考えてしまいます。
ずっとピアノを習い続けて、嵐になってから多忙の中でも続けてきて、コンサートのためにもたくさん練習して、その努力が見えるからこそ、感動せずにはいられません。
まとめ
嵐のコンサートで最も熱量を持って、会場のボルテージを上げていくのが櫻井翔くんです。
最初の煽りもそうですが、曲の途中途中の煽りも凄まじく、嵐で一番ドームの上の席まで声を届け、煽り、会場を一つにしていく人です。
その熱量は、一つ一つのパフォーマンスに如実に表れていて、今回の映画でもほとばしっています。
どうかその熱量を映画館で体感してください。
嵐5×20FILM自体については↓
ドルビーシネマと他のシアターの違いは↓
で語っていますので、こちらもぜひお読みになってみてください。
それでは、また。
唯畏