【イベント企画事例】猪名川町商工会様「いながわ起業アンサンブルカフェ」
2024年11月10日(日)、猪名川町立文化体育館イナホールで開催された、猪名川町商工会様主催のイベント、「いながわ起業アンサンブルカフェ」の企画・当日の司会進行・チラシ制作を担当させていただきました。
猪名川町内の総合経済団体として、町内事業者に向けた各種支援を行っている、猪名川町商工会様。
これまで「会員交流会」という形で、町内事業者である商工会員同士の交流の場を設けてきたものの、
「ビジネスライクで堅苦しく、気軽に参加しにくい」
「内部の人間による企画では面白みが薄く、新しい視点を取り入れたい」
「地元での起業に関心のある一般の人とも交流したい
という課題をお持ちとのことで、ご相談をいただきました。
そこで今回は、
“これまでとは違う、新しい形での交流会”として、
『わたしらしい暮らしとハタラクのヒントが見つかる まるで“生演奏カフェ”』
というコンセプトで企画提案させていただきました。
「いながわ起業アンサンブルカフェ」のアンサンブルは、「合奏」・「合唱」という意味。
会場となる小さなホールを、心地よい音楽と、司会者・パネリスト含めて4人のトークセッションによるハーモニーで満たし、ゆったりとリラックスしながら楽しんでいただけるイベントにしたいという想いを込めました。
新しい働き方、起業への関心はこの地域でも高まってきており、猪名川町でも起業セミナーへの参加者は年々増えているそう。
同じ猪名川町内ですでに活躍されている3人の先輩起業家さんの起業ストーリーや、猪名川町での「暮らす」と「ハタラク」のリアルな体験談を聞くことができるとともに、
町内のカフェ店様と和菓子店様にご協力いただき、バリスタが淹れるこだわりのコーヒーや、お茶菓子を楽しんでいただける機会としました。
地域と住民を結び、
商い人と消費者を結び、
そして会場と企画を結べるよう、お手伝いさせていただきました。
募集は、猪名川町広報誌「広報いながわ」への挟み込みチラシによる町内の一般家庭と事業所への配布、またインターネットでの案内や地域紙「暮らしの新聞社」様への掲載により、
有難いことに会場はほぼ満員御礼、そして一般の方のご参加が6割と、
このイベントのコンセプトに、たくさんの方がピンときてくださったんだなぁと、嬉しくなりました。
全体の司会進行をしつつ、交流タイム中に参加者の方とお話させてもらっていると、
「このチラシの雰囲気が大好きで、絶対に行ってみたいと思って申し込みました」
と言ってくださる方や、
「聞きたいと思っていたことが聞けて良かったです。またこのような機会があったらぜひ参加したいです」
という方、
「私も公務員です。今とは違う働き方に興味があって…」
と話を聞きにきてくださる方など、
嬉しいお声をたくさんいただくことができました。
この企画を通して、「理想のシゴトを自分で創る」という手段があるということを知っていただき、
田舎だから、近くでやりたい仕事がないから、子どもが小さいから…
色々な理由で働くことを諦めている方も、
自分らしい「暮らす」と「働く」のあり方を考えるきっかけにしていただけたら、私も嬉しく思います。
この企画の実現にあたり色々と尽力してくださった猪名川町商工会の皆様、町内事業者の皆様、ならびに関係者の皆様にこの場をお借りして、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。