病者の私が堅信の秘跡を受けました
先日、教会で堅信式がありました。
私も無事に、司教様から堅信の秘跡を受けることができました。
頭に右手を置かれながらその親指で額に香油で十字を書いていただいたのですが、司教様の指の力が思いのほか強くて、堅信式という儀式の重大さを実感したものでした。
堅信の秘跡を受けたからといって突然スーパーマンになるわけではないけれど、少しでもキリスト者としての自覚を持って生活することができればと祈るばかりです。
思えば堅信式に至るまで、一ヶ月間の準備会(ゆるしの秘跡を含む)と体調管理だけで、大変な緊張がありました。
病気をしているので毎週教会へ行くことすら困難な私です。
そこを一ヶ月がんばり、さらに本番の堅信式当日。
体力的にはかなり限界に近い感覚がありました。
それでも、どうしても堅信の秘跡を受けたい。
だから本当にがんばりました。
「無事に行って帰ってこられますように」とお祈りしました。
これではなんのための堅信なのかわからない…
本当にいいのかなと悩んだ日もあります。
けれども無事に堅信の秘跡を受けることができたのです。
ありがたいことです。
神様が受けることを許してくださった。
感謝するばかりのここ数日です。
堅信式を経て、これからの人生をどう生きるのか。
ただのイベントや通過点としないために。
今は何もわからないけれど、少しずつ、一歩ずつ、祈りながら進んでいきたいです。
まずは、ゆるしの秘跡を受けることを習慣にできればと思っています。
あとは毎日の祈りを。
できることからコツコツと。
大きなことをするのが偉いわけじゃない。
ただキリストに忠実な信徒でいたいと願っています。
がんばらないで、あきらめない。