栄養満点にちがいない、バターナッツかぼちゃのハロウィン風ポタージュ
柿が活躍した昨日の冷菜2品に続いて、本日は温菜。
今日は、右のひょうたんの形をしてたかぼちゃが、おでまし。
😜🎃😜
このひょうたん型のかぼちゃ、フランスでは「courge butternut」と呼ばれている。courgeはかぼちゃのことを指すので、バターナッツかぼちゃとお呼びすればよろしいか。
食物繊維、ビタミンC、マンガン、マグネシウム、カリウムなどの栄養素を含み、ビタミンAとビタミンEは特に豊富である(wikipedia)
これだけ見ると、なんだか栄養価高そうだけど、どうなんだろう。ぽなプロのご意見を聞きたいところ。
こちらは例のごとく、スーパーの特売で99サンチーム(120円くらい)で叩き売りされていたので、速攻かごの中へ入れた。圧倒的に叩き売りに弱い。
さあ、これを使って何を作ろうか。
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Otto氏はよくスーパーで一緒に買い物をしていると、野菜のポタージュとかヴェルーテを大量買いする。
そして自らそれを温めショートパスタを浮かべて、信じられない量の溶けるチーズをのせて食べている。
氏いわく、フランスの子ども達は、「野菜スープをたくさん飲むと大きくなる」と言われて育つらしい。日本でいう「牛乳飲むと大きくなる」的なものだ。
野菜ポタージュをたくさん飲んだ結果、この大きくてゴツいフランス人が出来上がり、牛乳をたくさん飲んだ結果、身長は150cm台半ばで手足が思いっきり短い私が出来上がった。私も野菜ポタージュ飲んでおけばよかったかな・・・。
もっと大きくなりたかった願いを込めて、今回は、このバターナッツかぼちゃをポタージュにすることにした。
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noteを始めて初期、3回目の記事で、カリフラワーのヴィシソワーズを書いたことがある。ジャスト思いつきレベルでできてしまう簡単ポタージュスープだ。
工程はヴィシソワーズのときとほぼ同じ、材料は例のごとく「あるもので」いこう。
今日はにんじんがたくさんあるので、一緒にいれることにした。
コンソメキューブは味が濃いので、より優しい味の茅乃舎の野菜だしを使う。これほんと溺愛。
バターナッツかぼちゃとにんじんの皮を皮剥き器でシャッシャと剥く。
バターナッツを縦半分に入刀。断面はこんな感じ。
ひょうたんの細長い部分には種がない。
種とわたをスプーンでくりぬいて、適当な大きさに切る。にんじんも同様。
玉ねぎは薄切りにしておく。
鍋にバターを溶かす。
常に1パックは予備で控えているので、遠慮なくどわっと入れた。
そういえば先日、シチリア在住のKaorinaさんが、初物のオリーブオイルを投稿していらした。
そこで、ひと家庭での年間オリーブオイル消費量が35ℓに及ぶ可能性があると知った。さすがイタリア🇮🇹1ヶ月で3ℓ、10日で1ℓ、1日100mlか・・・
やはりイタリアの生活に欠かせないものなのだなと思った。
あまりに美しい収穫風景なので、紹介させていただく。
この流れで、フランスといえばバターっしょ🇫🇷と気が大きくなったのは否めない。
さあ、たっぷりのバターが溶けたら、玉ねぎを入れて炒めよう。
焦げないように、5分くらい。
バターナッツとにんじん投入。元気の出る色。
底から混ぜながら軽く炒めて、水を具の半量いかないくらいまで加えて、蓋をして様子をみながら20分〜30分くらい煮込む。
バターナッツは水分が多めなのと、ストウブ自体がそもそも無水調理できる鍋なので、水は控えめでよいかと。
ふにゃふにゃになったら、粗熱をとって、ミキサーに。
ガーーーーーーっと回したら、あっという間にペースト状に。
鍋に戻して、様子を見ながら牛乳を注ぐ。
200mlは入れた。もっと入れてもいいと思う。
スパイスはナツメグをささっと。
ダシ的なものを入れるかはお好みだが、すでにお酒が入っている私は入れたいタイプ。茅乃舎の野菜だしの袋を破って粉末を入れる。
あとは塩・胡椒などで、味はお好みで調整してもらいたい。
本日はハロウィンにつき、ちょっと盛り付けにひと工夫。
お皿によそったら、生クリームで、うずまきっぽくお絵かきする。
こないだ合羽橋にいったときに、探しものが見つからなかった変わりに実はこんなものをゲットしていた。日本だと百均とかですぐに手に入りそうなやつ。
最後にオイルなどをちょろりとしたいときに、根っからの横着者な私はボトルや瓶のまま注ぐため、いつも美しくできないことにようやく気づいた。どうせスプーン使ってもうまくできないしという諦めが働いていたのだが、ならば確実に美しくちょろりできるものを。
今回はちゃんとちょろりどころか均一な線が描けた。買ってよかった。
細いもので真ん中から放射状に線を描くようにすると、スパイダーっぽく。
かぼちゃのスープらしくかぼちゃの種(常備品)と、血しぶき?をイメージしてピンクペッパーを砕いて散らしてみた。
バターたっぷりが効いていて、ぽってりこってり、美味しい。
寒い日に食べたら最高だろう。
巨大なクルトンとしてたっぷりのパングリエ(焼いたパン)を砕いて浮かべたら、これだけで主食レベル。お腹いっぱいだ。
本当はこの後、さらにメインを・・・と思ったけど、踏みとどまって正解。
かぼちゃ3兄弟ラストは、またのお話ということで。
アイコンでお気づきの方もいるかもしれないけど、
かぼちゃは卒業して天使になったよ、俺👼