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秋旅2022 世にも奇妙な移動編

仏独典蘭、飛行機6回


note上でもぼそっとつぶやいていたように、先週は約3年ぶり、フランス国外に夫婦俺入らず(😭)で旅をした。
何回かにわけて、そんな秋旅2022の記録を。

まずは、世にも奇妙な移動編。

我々が旅をするときは大抵、飛行機やホテルなどの外枠はOtto氏が、現地での観光や交通などの中身の細かいプランは私が担当している。というか今回そもそも1週間前に旅することを知ったので、ほぼノープランで空港で観光用の本を買ったのだけど。

Otto氏が企画した今回の旅の目的地、メインはスウェーデン🇸🇪のストックホルム、サブでドイツ🇩🇪のシュトゥットガルトにあるポルシェ・ミュージアムである。Otto氏が計画した我々の航路旅程はこちら。

✈️世にも奇妙な航路旅程✈️

【行き】
🇫🇷フランス・パリ 
↓ ✈️
🇩🇪ドイツ・シュトゥットガルト(ポルシェ・ミュージアム)
↓ ✈️✈️
🇫🇷フランス・パリ
↓ ✈️✈️✈️
🇸🇪スウェーデン・ストックホルム

【帰り】
🇸🇪スウェーデン・ストックホルム
↓ ✈️✈️✈️✈️
🇳🇱オランダ・アムステルダム
↓ ✈️✈️✈️✈️✈️
🇩🇪ドイツ・シュトゥットガルト
↓ ✈️✈️✈️✈️✈️✈️
🇫🇷フランス・パリ

行き先2つに対して飛行機の搭乗回数6回。同じヨーロッパ内で搭乗時間は1時間〜2時間半なのに、ナンデ?

理由はこうだ。

我が愛しの中年乙女マッチョなOtto氏。幼い頃の夢がパイロットだっただけあり、飛行機が大好き。機体をさらっと見て、あれはボーイングのなんちゃら(番号3ケタ)で特徴がうんたらでと始まる。私きょとん。

そんな氏は、空の旅に快適さを求めることもあり、航空会社(エールフランス、以下AF)のステータス維持に余念がない。所謂「マイラー」的な人物である。AFはマイルでなくXPと呼ばれるポイントで翌年のステータスが判断されるので、「XPラーイクスペラー」と呼んだほうが正しいかもしれない。

このXPってのが私にはイマイチよくわからないのだが、どうやらフランス国外かつ乗り継ぎの便で旅行をするとたくさん貯まるそうなのだ。
そう、このXP欲しさに、上記のような摩訶不思議な旅程が組まれたのである。

まず旅には俺🐶がつきものなのと、俺がいなくとも飛行機が遅れて次の便に乗り遅れるとか(ありまくる)、空港で迷子になるとか(たまにある)、荷物が飛ぶ(=ロストバゲージ、しょっちゅうある)とかのリスクに鑑み、可能な限り(俺座席下持ち込みOKな)AFの直行便しか乗らない身としては、今回なんとも得難い経験をした。

簡単にこの奇妙な移動を振り返ってみる。


【行き①】CDG🇫🇷→STR🇩🇪

早朝7時のCDG空港。飛行機はそんなにだけど空港は好き。
移動に備えて腹ごしらえ。ブッフェでスクランブルエッグ見つけると無性に食べたくなる病
小さな飛行機なので直接地上から搭乗


マスクをしている人は多くないが、もうコロナはごめんなのでマスクる。特急で作ったぽんぽんニット帽、目まで隠せて超便利。

ただのあやしい人説

Otto氏のとなりが空いていたのでとてもいい感じのフライトアテンダントのムッシューが招き入れてくれた。

機内食。ガレットなどなど。シャンパンも開けてくれる太っ腹なムッシュー。さっき食べたばかりな気もするが、ほぼ完食。
ひさしぶりの雲の王国
暇をみつけては編む
シュトゥットガルトの街が見えてきた
シュトゥットガルト空港

【行き②】STR🇩🇪→CDG🇫🇷

お昼前に到着後、空港から市内へ向かいポルシェ・ミュージアムを鑑賞などしたのち、また夕方には市内から空港へ戻る。

地下鉄の駅。ホーム自体が分かれてるのではなく、ひとつのホームにいろんな線の電車がやって来る模様。
看板だけ見えて最初冷凍食品が空港に!?と思ったらバッグとか売ってた
外が暗くなったのと場所がドイツなだけで数時間前と同じ光景
機内食。レンズ豆とシェーブルとアーモンドにしいたけとさやえんどう、謎のピュレ。これが異常に美味しくてびっくり。実は夕方、市内でビールとローカルフードを食べたのだが、これもデザート以外完食。AFは機内食レベルが高いから好き。
真っ暗なので編む

【行き③】CDG🇫🇷→ARN🇸🇪

CDGに到着して、乗り換え時間は1時間。しかもターミナルが違うからバスで移動。ダッシュ!

次のフライトのゲート前。人でごった返している。。
ようやくこれで本日最後・・・よね
お腹いっぱいなので飲み物のみで。
着いた!ドイツにつづき、またわからない言葉!!(好き)
空港がいくつかあるようだけど、今回はアーランダ空港。

到着が23時過ぎだったので、空港近くのホテルに泊まり、翌日からストックホルム市内に移動。


【帰り①】ARN🇸🇪→AMS🇳🇱

あっという間にストックホルム滞在終了。後ろ髪をひかれまくりながら、アーランダ空港へ。

19時50分のKLM航空アムステルダム行き。
いやこれはどう見ても、普通に考えたら19時05分発のパリCDG便に乗るって。。行きはまだ仕方ないか感があったけど、この搭乗便ならびに直面したらさすがに「こりゃないよ」。

オルリー直行もある・・・
KLM初搭乗。日中、ショッピングでアドレナリン爆発して疲労が溜まっていたため、泡がしみいる。。。
21時くらいにアムステルダム、スキポール空港到着。
空港近くのホテルにステイ。KLM推し。

【帰り②】AMS🇳🇱→STR🇩🇪

朝8時発の便なので、5時起きでホテルと空港を結ぶバスに乗車。
Otto氏がアムステルダム空港は荷物検査が厳しいと言っていたが、案の定ひっかかり、謎にipadをくまなく検査される。

スキポール空港はターミナルが分かれていないせいか、歩く歩く
KLMのラウンジは広くて清潔で非常に快適
前夜ほとんど何も食べなかったので、景気づけにたんまりと。夜みたいな朝ごはんだな・・・。おかきみたいなのが普通に美味しかった。
アムスからパリなんて直行便たくさん出てるだろうにな・・・
日の出がきれいだな・・・1日は長くなりそうだな・・・・・


【帰り③】STR🇩🇪→CDG🇫🇷

5日ぶりのシュトゥットガルト、ただいま。2時間以上乗り継ぎ時間がある。

小さいけどラウンジがあった。めっちゃシャレとる。
かつてのルフトハンザの写真などが展示
飛行機の部品?なんかも展示されていたり
大きなプレッツェル、初めて食べた。塩辛くて美味しい。ドイツらしくハリボもOtto氏にピックアップしてあげた。てか食べて飲んでばかりだが、移動って疲れるから全部消費されているはず(自論)。
3度目の正直!ついに。。
ようやくフランス上空

【おまけ】CDG🇫🇷→俺🐶

CDGに到着したのも束の間、リール行きのTGV待ち。パリに住んでいないと空港までの移動が面倒ですな。。
パリ→リールは1時間くらいであっという間。まあ編むけど。
リール到着。おなじみのYAYOIオブジェを通り、Lille EuropeからLille Flandreの駅へ
鈍行で40分、スシとともに熱烈歓迎してくれた俺

振り返ってみると、やはりアムステルダム→パリじゃなくてシュトゥットガルトに飛ぶあたりが意味不明度マックスで一番グッとくるな。

ちなみに、旅終盤になってようやく理解したのが、パリとシュトゥットガルトの往復便の間にシュトゥットガルトとストックホルムの往復便(行きはパリ経由、帰りはアムステルダム経由)を差し込むという飛び道具的な技をOtto氏は使ったんだなということ。私には到底できそうにないプランニング。

ぜひみなさんも今後の旅の参考に✈️
・・・って、誰の参考にもなりゃしないだろう、こんな世にも奇妙な旅程。

次回は絶対俺もいくし

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ユイじょり
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