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年末年始のおめでとうごはん2024-2025

我慢の「が」の字もない日本の実家生活から我慢がデフォルトのフランス生活に戻ってきてはや10日。年齢を重ねるにつれひどくなるホームシックも時差ボケも、ようやくなくなってきたところだ。

かれこれ6年ぶりに過ごす日本での年末年始。前回につづき、今回もありがたいことに12月中旬からほぼ1ヶ月の間、地元信州に帰省していた。東京に住んでいた若かりしときも、年間トータルしたって1ヶ月帰るなんてなかったよなあ。

年末年始に家族の誕生日が集中している我が家。クリスマス前から年始1週間ちょいいるだけで、年間の家族イベントが6割方済んでしまうというおめでたい家族なもので、クリスマスだの正月だのと合わさってそれはまあ毎日ご馳走が続くわけでありましてね。

ところ変われど私は相も変わらず料理をし、そしてその分美味しいものもたらふくいただいた。そんなおめでたい食卓の様子を残しておこうと思う。今後日本に帰れないときはここを見返すんだ!という将来の自分にむけての保険として。


クリスマスごはん2024

クリスマス。なにがめでたいというわけでもないけれども、日本でも世間は盛り上がってるしね。洋食っぽいもののほうが得意ではあるので、料理はほぼがっつり私が担当。

アペロ&前菜。おこたつでぬくぬくしながらクリスマスってのも寒国ならではで、たいへん乙なるかな。

テーブルクロスにはバスクリネンやらスノーマンやらが敷かれております
まぐろと白身のカルパッチョ
ポテサラのリース風


メインは、フランスから持ってきていた冷蔵のパイ生地を使って豚肉の包み焼きを作る。

ちょうどいい大きさのヒレ肉一本がなかなか見当たらなくて、イブ前日の夕方に訪れた井上デパ地下のお肉屋さんで黒豚の肩ロースを買って代用。

パイで包まずともそのまま食べたいくらいの肩ロース
たまねぎなどと一緒にパイ生地で包んでオーブンで焼く
ソースはトマトソースときのこクリームソースの2種
こちらは2種盛り

ヒレよりもやはりちょっと脂っこくはなってしまうけど、柔らかくて美味しかった。ソースも成功。とくにきのこ。信州のスーパーだからか、きのこが安くていろんな種類がどのスーパーでも簡単に手に入るのがいい。

締めは2種類のパスタで。

明太クリームパスタ
ベーコンと春菊の和風パスタ

デザートはおまちかねのおしゃれサンタケーキ。

仕事帰りの妹が買ってきてくれたクリスマスケーキと、ほこりを被っていたシャンパーニュも引っ張り出してきて、みんなで乾杯。

上のボタンが裏表逆じゃありません・・・?
細かいところに気付いてしまうのが悪い癖
サンタさんからのプレゼント🐶


妹の誕生日

年末にむかえる下の妹(まだ20代)の誕生日。この日は私がメインを担当。たぶん若人はラザニアとか好きだろうからと、フランスから持ってきたカネロニを使ってどーんと大皿料理をこさえよう。

3口ガスコンロ、料理がはかどるはかどる。

雪平鍋でベシャメルを炊く
またよろこばしからずや
炒めたひき肉をカネロニ内に詰めて詰めて整列
トマトソースの上にカネロニ、ベシャメルをかけてシュレッドチーズをのせてオーブン焼き

カネロニのほかにもう1品。冬のおなじみ豚りんごをアレンジして、豚の薄切りとりんごのみりんバター蒸しを作ってみた。大好評。

豚の塔とでも呼んでくれよな🐷
これは母が隣で揚げていたものたち
ただただ美味しいつまみ

クリスマスケーキと同じお店で、妹が買ってきてくれたケーキたち。ホールだと飽きるので、5種類のケーキにて。やっぱり色々楽しめた方がいいものねえ、シェア文化万歳!

私は左下のチーズ系のケーキをチョイス


年越し2024

そうこうしているうちに、あっという間に年越しを迎えてしまう。お友達とおでかけるんるんな妹たちを尻目に、こちらはおせちの準備もあるから午後はずっと母と一緒にキッチン籠城。始めから終わりまで紅白をがっつり観ながら年を越すなんて過去あっただろうか。

海の幸ふんだんな年越しごはん
出ました、カニー🦀
おにしめ
お刺身
ほんとうの鯛焼き
年越しそば
そして2024年最後の乾杯


お正月2025

お正月は、浪人していた年を除き生まれて36歳くらいまでずっと三陸の祖母の家で過ごしていたので、実家正月は片手で数えるほどしかない。

さらに、祖母の家ではおせちに入っているだろうものがお皿に盛られてでてきていたので、おせちづくりをする思い出的なものが一切ない。けれども実家には以前の職場の大先輩からいただいた立派なお重もあることだし、いい機会なのでおせちづくりに挑戦してみることにした。といっても、ありものをただ切ったり温めたりして詰めるだけ(笑)

唯一ちゃんと作ったのが、伊達巻。クックパッドではんぺんとたまごをフープロでガーッとして焼き上げるというレシピがのっていたので、そちらを採用してつくってみることに。

レシピにもあったけど、市販のものは甘すぎるからこちらは調味料で甘さを調節できるのがいい
銅の卵焼き器
IH不可なので、なくなく雪平とともに実家に譲った私の良理道具たち
ちょっと焦げたけど、初めてにしては上出来じゃないの〜??


羽田から月島に立ち寄った際、肉のたかさごで興味本位で母が買っていた何やら美味しいと評判らしいチャーシュー。これもおせち要員として湯煎へGO。

これで5000円ちょいするらしい
リュクス!
大晦日にすでに食べてるけど、いくらもりっもり
もちはゲージツ


朝から合法的に飲酒できたらそりゃ寝正月にもなるわなあ・・・、カンパーイ!

妹は牛乳で乾杯
牛乳好きは絶対DNA

ダイヤモンド富士〜〜!

この時間表示は消せないのね

そして母との合作・正月テーブルがこちら。

もちろんこたつで
私お重がんばった
個別にも色々とごちそう
母に指示されるがまま作ったなます
父作の干し柿も入って、これがまた美味しい
お雑煮
(でも餅は入っていないw)
おせち一の重
黒豆、伊達巻、かまぼこ、栗の渋皮煮(いただきもの)
かまぼこは蛇の飾り切りを断念無念
おせち二の重
たかさごチャーシュー、昆布巻き、うずらの卵
うずらの卵に紅白着色したかったけど叶わず無念
おせち三の重
筑前煮
伊達巻に次いで唯一作ったもの
しゃけ、長芋、いくら、おぞうに、なます
信州では正月の魚といえばサケとブリが混在しているらしいけど、我が家はもっぱらシャケ

満腹になってひと眠りしたのち、この出不精家族がまさかの行動にでるのだけど、それはまた別のお話で。


マイバースデー2025

実家で迎える誕生日の朝は決まって、七草がゆ。私の誕生日はおかゆに始まりケーキに終わる。

祈念健康健康健康

仕事休みだった妹と一緒におでかけして遊んで、夜は近所に新しくできたという焼き鳥屋さんへ両親も一緒にGo。焼き鳥屋に行ったわりに焼き鳥の写真を撮っていないのだけど、予想に反してとてもおいしかった。また行きたいからつぶれないでほしい。

右下のは有名な油揚げらしい
ポテトはたぶん冷凍だけど揚げ方が素晴らしかった
焼き鳥も美味

誕生日ケーキの話。子供心ながらに、私は「31の誕生日はサーティワンのケーキで祝うんだ!」と意気込んでいた。にも関わらず、結局フライングして29歳の誕生日にサーティワンのアイスケーキを食べた。31の誕生日はフランスにいて叶わなかったから今思うと賢明な判断だった29歳の私。

十年以上前のミニーちゃんアイスケーキbyサーティワン


あっという間に10年後。フォーティワンもサーティワンでよくない?気持ちは若くいきたいものですよね・・・

ってなことで、

サンリオコラボケーキどーん!

妹が描いてくれたチョコプレート

ゴディバのおしゃれなやつとかピカチュウのやつとかポケモンとかマリオとか色々あったけれども、やっぱりここは不滅のジャパニーズアイドルサンリオでしょう(私はかつていちご新聞読者)。マイメロじゃなくてクロミちゃんがここに入るってのに驚き。これにポチャッコとバツ丸とおさるのもんきちとけろけろけろっぴのなつかしスターバージョンなんてあったらさらに最高。

妹が買ってくれたキャンドル

そしてさらにプレートにもデコペンでメッセージby妹。あちらこちらに年齢が強調されすぎている気がしないでもないが、良いよいヨイ41、うれしいことこのうえなし。

ストロベリー好きなのでクロミチョイスで


ああ、なんだかんだで家族がやっぱり一番。みんなとにかく健康で、またそろって美味しく楽しい年末年始を迎えられますように。

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ユイじょり
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