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サンドに関する考察と、仏露狂宴・たらこフランス

今日は、朝も早よから気が重くなる話がちょこちょこと続いたせいか、午前中だけでドバっと疲労の疲の労。

「もう今日は重い話は考えない!」と、お昼どき、気晴らしにみるぅのお散歩に繰り出す。

お散歩はいつも朝一で済ませるか、遅くても11時くらいなので、13時前後に外にいるのは珍しい。通りかかる近所のパン屋さんの前は、どこも行列だ。

「・・・あ!こういうことか!!」

私はピンときた。で、何を?

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最近、サンド教祖ことチョコチップクッキーさんに影響を受けたnoteご近所の方々の食卓が、サンドイッチでおおいに盛り上がっている。
たとえば、私の好きな映画のひとつ、『シェフ』に出てくるこってり「キューバサンド」や、どこぞのオサレカフェで出てきそうなインスタ映え抜群の「萌え断サンドイッチ」などなど。

教祖にアイデア採用いただいた偏愛タコ&セロリサンドと、カフェとしか思えない美サンド。


豚の塩釜焼きからのキューバサンドに持っていく、強欲女子ぽなみ氏のサンド。


いつもよだれだけ垂らして、みなさんのところにコメントだけ残している私なのだけど、あれはつい先日のこと。萌えでしかないわんぱくサンドを作っていたケイチェルおいたんから、「サンドの本場、フランスからの参戦をまってるんだよ」と。



「あれっ?そういえば私、なんでサンドイッチって作らないんだろう・・・」とおいたんのコメントで初めて気付いて、それからずっと考えていた。

私のメインの食戦場は、確実に夜だ。そしてそもそも夜にサンドイッチって食べない。食べないってことはイコール作らない。

そして今日気づいた、さらなる理由。
昼時に外に出ない、出ても混んでるからバゲットを買わない

バゲットは焼きたてが一番美味しいから、朝の散歩でたまに朝ごはんを買うとしたらクロワッサンかブリオッシュ。夜は基本主食兼つけ合わせみたいな位置付け。

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珍しく外に出ているので、吸い込まれるように、いつも夕暮れ時にバゲットを買いに行くご近所ブーランジュリー前に並んでみた。10人以上並んでいる。

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まあ例の如くカメラが震えてるので心霊写真なわけだけど、中段と上段が典型的なフランスのブーランジュリーのサンドイッチ(わからなみがすぎますね)。

昼時は、一番シンプルなSandwich parisien(ハム&バター)をはじめ、ハム&チーズ、ツナ、プレ、スモークサーモン、カマンベール、シェーブルなどなど、たくさんの美味しそうなサンドイッチが並ぶ。

こちらのサンドイッチ(もしくはキッシュやピザやその他もろもろ)にデザートとドリンクセットで売っているお店が多く、定番ランチのひとつとして根付いている。私も以前、オフィスで働いていたときはランチ時間にたまに並んで買っていた。

「あーなるほどなるほど、私にとってサンドイッチって、家で作るものではなく外で買うもの的な位置づけだったのだな」、ということで行列に並びながら疑問解消。いわばサンドイッチ=コロッケ的な存在。

こんな感じでぶつぶつと考察をしながら、サンドイッチではなくバゲットを一本買って、家路についた。

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せっかくバゲットを昼に仕入れたから今日こそなにかサンド参戦しようかなと思い冷蔵庫を眺めてみたけれど、一番に目に飛び込んできたのが、アレです。アレ。

ご近所の方はアレで通じますよね、アレアレ。

最近我慢できずに開封してしまった、ロシアンたらこ缶

このめちゃくちゃ美味しい缶詰たらこ、すでにパスタにもうどんにも白米にもTKGにもじゃがいもにも海苔にも幾度となく合わせてきたというのに、ここフランスの主食、パンの存在をすっかり忘れていた。

私、日本のパン屋さんにいくと必ずといっていいほど買っていたのが、「明太フランス」。だいたい隣に並んでいる「ガーリックフランス」も捨てがたいけど、お昼にガーリックはちょっとアレだなというときでも明フラならいける。これ考えたひとマジで天才だなと思いながらひとり食していた。

大好物の存在を思い出してしまったらば、もうそこに突き進むしかあるまい。
サンドのつもりだったけど、電光石火で方針転換。

フランスの美味しいバゲットとバターと、ロシアの旨たらこの共演、否、狂宴といこう。

プロセスを書くまでもないけど、バゲットを3分の1くらい切って半分にスライスしてバターをぬりぬり。その上にたらこをたっぷり塗りたくって。トーストでお好みの焼き加減になるまで焼いて、賑やかしにパセリでも振ろう。

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はい、これが本当の本場の明太フランス、じゃなくてたらこフランスです(ドヤ)

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カブの中身スープがまだあったので、サンド教祖の豪華ランチを見習って、スープと野菜などを添えてみる。

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あ〜昼間からQOL上昇♨️

やっぱりこの食べ物考えたひと、天才。

そして言うまでもなく、全世界まわってないけどフランスのバゲットとバターはお世辞じゃなく世界一だし、やっぱりこのロシアンたらこ缶も天才。


そんなこんなで、「フランスもロシアも日本も最高だな」とひとりつぶやき続ける狂った宴が盛況のうちに幕を閉じたのであった。

to be continued...





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