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旅の思い出

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旅行のエトセトラ、旅先で出会った美味しいものの記録、旅の思い出の味の再現などなど
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2021年7月の記事一覧

ヨーロッパ最大のアクアリウムが最高すぎた話

今日もじょり家のバカンス中のお話。 先週、雨が続いたフランス北部の海辺の街で訪れたのが、こちら。 ヨーロッパ最大のアクアリウム。 その名も、「Nausicaá」。 日本人的にはフランス語の発音の決まりなどガン無視で、とりあえず条件反射で私のような反応をするのではないか? 「えっ、ナウシカ!?」と。 間髪入れずOtto氏から「ノンノン、ノジカだろう!」とツッコミが入った。どうやらこの名前の由来は、ホメロスの古代ギリシャ長編叙事詩『オデュッセイア』にでてくるお姫さまのよ

アラフォーのジャングル大帝ごっこ、ご褒美のエビと牡蠣

フランス北部での海辺ショートバカンス。 先週のことになるのだけど、Otto氏に「サプライズだ」と言って連れてこられたのは、こちら。 「樹木のなかでアドベンチャー」みたいなこと書いてある。 はて?これはナンジャロメ??と、ゲートをくぐり、氏が「予約時間まで時間があるから」というので中の様子を伺う。 ん? んんん・・・? 木々の間にいろんなアトラクションが張り巡らされていて、安全装置をつけながらその間を渡ったりなんだり。言ってみれば、木の上のSASUKE? 他の人た

タイトル「君は何を見つめているの」

半夏生、牡蠣とカレイとミュスカデと

テラスで私はニットのカーディガンを羽織っても寒くて震えているのに、ノースリーブミニワンピでゴーカイにビールを飲むフランスのピチピチギャルが眩しくて思わずサングラスをかけるユイじょり・タモリであります。もう表現がまるで昭和の爺🕶 さて、一昨日金曜日は「半夏生(はんげしょう)」という時節なのだと、日本と西海岸のお二方から教えていただいた。恥ずかしながら、なんと読むのかもわからなければ存在も知らず。 wikipediaによれば、 農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「

蟹座男と食らふ、とれたての蟹足

あっという間に金曜日。 パドカレの海岸沿いからボンソワー。 さて、今回宿代わりにしているアパルトマン。ホテルでもなく普通に「家」なので、ちゃんとしたキッチンが付いており、基本的な調理器具も揃っている。 到着後すぐに入念にチェックしたところ、海の近くだけあって、蟹スプーンとか牡蠣を開けるナイフ、牡蠣用フォークなどがあったのをめざとく発見。これは海の幸食べてねと言われているようなものではないの。 一昨日、雨の中向かったのは、ブーローニュの魚マルシェ。毎日とれたての海の幸が並

太陽を浴びに、北フランス パドカレの海岸沿い散策

久しぶりに太陽を見た7月初日、フランスの北国からボンソワー。 月曜日からフランス北部、Pas-de-Calais、パ=ド=カレ県の海岸沿いでノンビリやっている我が家。 どの辺かというと、wikipediaのパ=ド=カレのページからお借りしたイメージ画像によると、この赤い部分の海岸沿い。 ちなみにいつも北国と言っている義母宅は、この赤い部分の右隣、ベルギーの国境沿いにあるノール県にある。本当に最北なんですよ、フランスでは。 さて、月曜日に到着して以来、到着日こそ青空が出