【(株)キネマ旬報企画/映画24区企画主催】映画作り体験プロジェクト@福島県双葉町
久しぶりの更新です🫶
今日はゆえんとは別軸で動いている映画・芸能関連の記事でございます☺️
2024年1月17日(水)〜21日(日)福島県双葉町にて、『福島浜通りシネマプロジェクト2023』が開催されました。
こちらは映画を活用したまちづくりの一環で、全国の高校生〜25歳までの方々が福島県双葉町に集い、3泊4日の中でプロのスタッフサポートのもと、ロケハン、脚本作り、撮影、編集までを自分たちで行い、最終日に完成した短編作品の上映会を実施するという内容です。
経済産業省後援のもと、2022年8月に第一回目が開催され、大変好評だったこともあってのこの度の開催となります。
参加スタッフとしては、市井昌秀監督(映画『犬も食わねどチャーリーは笑う』『台風家族』)、吉田康弘監督(映画『旅立ちの島唄〜十五の春〜』『かぞくいろーRAILWAYS わたしたちの出発ー』)、永田琴監督(映画『シャンティデイズ 365日、幸せな呼吸』、『イケイケ!バカオンナ~我が道を行け』)ら、商業映画の第一線で活躍するプロの映画監督や技術スタッフ、また21世紀の映画界での活躍が期待される若手作家や俳優らが集結し、映画づくりをサポートしました。
ワタシ、ココに混ざってました🐥🐥🐥←
本を作るところだけでもすぎてしまいそうな期間に、ロケハンから撮影、編集、完成させて上映会までしてしまうという、、、始まる前までは、いったいどんな形で進んでいくのだろうと、全く想像がつきませんでした笑
でも、さすが現役のプロの方々です。
二つのチームそれぞれの進め方は違えど、最終日に照準を合わせとても良いものができあがりました…
すごいですよ、本当。
双葉町の見どころもたくさん詰まった作品となりました。参加者の方々も、皆それぞれが積極的でいい味だしていて、このメンバーでないとできない作品だったと思います。
私も作品作りが進んでいく中で、お芝居のことをしていた感覚が蘇りまして、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。やっぱり表現の世界で仕事として携われる、続けられる方々は、才能の塊だと心底感じ、尊敬とともに感動しました🥺
福島県双葉町は、もうすぐ13年になる東日本大震災に伴い発生した東京電力福島第一原子力発電所事故で全町避難を強いられた地域となります。
10年以上住民0人。2022年8月30日に一部地域で避難指示が解除され、住民の帰還がはじまりました。
第一回目のプロジェクト時は住民0人。8月30日を境に少しずつ増え30人程だったものが、今現在は100人程に増えているようです。
事故があってから毎日、工事が続いています。
これらの事実を、お恥ずかしながらこのプロジェクトに携わるまで知りませんでした。
震災が起きたのは、今でも忘れない20歳誕生日の2日前です。その頃はまだ広島にいて、テレビを観ていたら急に津波の映像に変わりました。広島は全く揺れもなかったので、テレビに映る場所が異国のように感じて信じられなかったことをはっきり覚えています。
町に着いて大きな津波のあった場所もロケハンでまわったりしたのですが、なんというか、、、胸の奥がなんとも言えない気持ちになりました。
うまく言えないのですが
今こうやって国や町が積極的にまちづくりに取り組んで、その一環で映画制作に携われたこと。プロデュースの視点で学べたことも多々あるのですが、それだけでなくそれ以上に、実際に福島県双葉町に足を運んだことで感じることが大変多く、1人の日本人として純粋に来てよかったと思いました。
広島の原爆と同じように、忘れてはならない過去がここにあると感じました。
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知らない方多いと思うのですが、
実はワタシ、昔すこし芸能携わってたんです。
もう8年前くらいでしょうか?
市井監督のワークショップに参加させていただいたことがありまして、(株)キネマ旬報企画(キネマ旬報社のグループ会社)の映画24区事業部とはその頃からのご縁となります。
その後完全に芸能を離れ、一般企業へ就職し、大手・中小・スタートアップをフルに経験した後の独立であったのですが、回り回って違うかたちでまたこの世界に携われるきっかけをいただいたというわけです。
今、映画24区事業部がシリーズ化をしている『ぼくらのレシピ図鑑シリーズ』にプロデューサーとして携わって(中国地方作品に携わる予定)います。
https://bokureci.eiga24ku.jp/
今現在、兵庫、福岡、山梨の三作品が完成、全国上映されてきました。
映画24区はまちづくりを主体とした映画制作に積極的に取り組んでいます。わたしがお世話になった時にはまだされていなかったのですが、別で動かそうとしているプロジェクトの件で久しぶりにお話させていただいた際に知り、大変素晴らしいことをされていると思い携わりたいと思いました。
中国地方といえど、可能なら最初は地元である広島からやりたいなあとひそかに目論む高藤です笑
芸能をやめ一般社会にいった私が感じることは、
芸術の世界はこの世の中になくてはならないもの(目に見えない、人を豊かにする力がある)であり、そこに携わり仕事をしている方々は才能の塊だということです。
いろんな課題が、芸術のパワーで解決できると信じています。
両方の世界を知っているからこそできることを、小さいことから少しずつやっていきたいなと思います^_^
今回現場での出会いも大事に🫶
また皆さんとお仕事できる日を楽しみに😊
ありがとうございました!
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