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男なのにネイルをするのは10万円以上の価値があるから
普段から爪を黒く塗り潰しているのでインスタの質問箱にこれが届いた。
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基本的にゆい(中の人)の話はあまりSNSで発信はしないが、これにはちゃんとしたどうでも良い理由があるからここで書く。
いつもは途中から有料にしているが、今回はこの質問をしてくれた人用に最後まで無料で。(大した価値はないけど。)
まあ、ネイルは女の子の方がよくしてるし、親からも「男のくせにw」と馬鹿にされるし、不思議に思うのも無理ない。
もちろんこの質問をしてくれた人は全くそういう攻撃的な思いはなく、なんなら好意を持った上で、興味を持って聞いてくれたので、ちゃんと答えようと思う。
それはズバリ10万円以上の価値があるから。
まあ、そう焦らず。順を追って説明する。
無人島生活で大切なこと
「無人島生活で大切なことは?」と聞かれたらみんなはなんと答えるだろうか。水とか、雨に当たらないこととか、体温を下げないこととか、まあ色々あると思うけど、自分の尊敬するとある無人島生活マスターはこう答えた。
「おしゃれ」
サバイバルにおいて、おしゃれの意識をおいておくとが良い。おしゃれを頭の片隅に置いておかないと、限界になった時、その限界を超えた時が死ぬ時になるから。とのこと。
無人島で誰にも見られてないのに、おしゃれ?と最初は思ったが、この言葉にはかなり心打たれた。
サバイバルの中で必須の水が不足していて限界を迎えそうな時にでも、ちょっとしたおしゃれを意識していると、心理的に「おしゃれなんていう無駄なことをしている余裕がある」気がする。
限界と死(本当の限界)の間にあるごくわずかな空間を認識させてくれる超重要な装置として「おしゃれ」が機能するというわけ。
だから爪を黒く塗った。
爪なんて別に色をつける必要はない。男の人なら尚更ネイルしている人は少ない。まあ、女性でもみんながみんなしてるわけじゃない。
無人島生活で「おしゃれ」という、「いや必要なくないか??」となるのと同じレベルの、無駄なこと。。。。
男である自分がネイルを欠かさず毎日して手入れをする。これだ〜笑
ということで黒く塗っている(黒にしてるのはどんなファッションでも邪魔にはならないから)。
生きていたら誰でも「ああだるい」「もう限界」「全部ダメ」ってなることはあると思う。そんな、思いの時に、それでも爪を黒く塗っていたら「なんか、、、余裕あるじゃんw」ってなると思う。と思った笑
というか、どんなに限界でも、爪を黒く塗る余裕くらいはある。その余裕があるということを気づかせてくれる装置というわけ。
貯金をすることの価値
貯金することになんの価値があるのか。よくお金に余裕がある発信者たちが「貯金なんかすんな」ということを言っている。
まあ言っていることはわかる。十年後、今貯金してる10万円は、今の3万円程度の価値になってるかもしれない。全然あり得る。
でもその金持ちたちは一つ分かってないことがある。貯金にはなんの価値もない!なんていうけど、それは真っ赤な嘘。
貯金することの最大の価値は「なんか安心する」だ。
銀行口座の数字を見て、「こんだけあるぅぅぅぅう!」っていうその瞬間の安心感が、かなり心を支えてくれる。
例えば普段使っている口座とは別の口座を作っておいて、何があっても使わない、マジの緊急用の口座に10万円入れておくとしよう。
その10万円は、10万円のお金としてではなく、10万円分以上の安心材料として機能する。「今月全然お金ないかも、どうしよう汗」となっても、「いやでも、最悪あのお金があるから死にはしないか。。」だから
「まだ、限界ではない。大丈夫だろう。」
と思える。ここに価値がある。限界と死(ガチの限界)の境目を認識する装置になる。これは10万円以上の機能。
この、
「口座に10万円」という行為を、自分はネイルで代用している。というわけで、、
男なのにネイルをするのは10万円以上の価値があるからだ。