就職するということは、みんなで船を漕ぐということ💭
夢なのかと疑うくらいに、
私の頭の中でふと思ったことがある。
就職するということは、
みんなで船を漕ぐということなのかと。
みんなで1隻の船に乗る。
しかもこれは定期船で、
春になるとどこかに行く人も、どこかからやってくる人もいる。
たまに突然の変更もある。
船頭は、船の中の雰囲気に結構影響する。
自分の前後左右に座る人も然り。
船は大きなもののほうが波に揺られず安定してたり、みんなに羨ましがられたりする。
綺麗なデザインの船もあれば、
特徴のある機能を持つ船もある。
それは、大海原に浮かぶ船。
みんなで漕いでいるけれど、
実は、頑張って漕いでいる人もいれば、頑張って漕いでいない人もいる。
みんなで声を揃えているけれど、
実は、頑張って声を出している人もいれば、頑張って声を出していない人もいる。
そういった違いに、
実は、気づいている人もいれば、気づいていない人も、見て見ぬふりをしている人もいる。
みんな、船の漕ぎ方を教わる。
船を漕ぐことで、良いものがもらえる。
みんな、泳ぎ方は知らない。
泳ぐことで、良いものがもらえるか。
それは、わからない。
⚓𓆡𓆜𓇼𓈒
フリーランスになるということは、
1人で泳ぐということなのかと。
船はなくて、船はないから漕ぎ方も教わらない。
航海図はなくて、航海図はないから決まったルートはない。止まっても良い。戻っても良い。
船に遭遇すると、みんなにジロジロ見られたり、いろいろ言われたりする。
大きな波は、船のほうが作りやすい。
船の中は、快適に見えるときもある。
そこは大海原。
1人で泳いでいる人、
仲間と泳いでいる人、
定期的に集まってまた離れて泳いでいる人達に遭遇する。
そういった人達に遭遇すると、
励ましたり、励まされたり、
浮き輪をもらったり、お返しに小さな船をあげたり、
もっと良い泳ぎ方を教えてもらったりする。
一期一会の出逢いに感謝したりもする。
𓆡𓆜𓇼𓈒
どちらが良いでも悪いでもなく、
ただ、
私は泳ぎたいんだろうなぁと、ふと思った。
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