多様な進路選択肢があるのが当たり前な社会って素敵。~ 書く習慣 day19~
学生の進路選択にもっと多様な選択肢を。
1年の留学から帰ってきたときのわたしの記録を見るとそう書いてあった。今日は「自分があまり賛成できない常識」について、さくっと書いていきます。
大学生2年生のとき、わたしは悩んでいた。
社会の暗黙のルールみたいな進路選択:
中学→高校→大学→(大学院)→就職(企業)
※余白は一切なし
というレールみたいな、進路選択の常識みたいなものに違和感しかなかった。
特に、大学卒業して新卒としてすぐ就職するのが当たり前って社会。
そうじゃなくて、もっと自由に、途中で余白や寄り道を楽しみながら、人それぞれ自分のやりたい仕事や生き方を歩めるような進路の選択肢があればいいな。と思っていた。
留学して、色々な進路選択をしている人に出会ってわたしは救われた。
30歳までは学生というのは珍しくない、と話してくれた北欧出身のクラスメイト。
高校卒業して大学を決めるまで語学留学に来た、と言う少年。
もうなんでもありじゃん。まだ21歳で、残り1年学生やったらあとは定年まで働き続ける、そんな人生の方が珍しいじゃん。そう気付かされた。
もちろん、日本にもレールから堂々と外れて自分の道を切り拓いていけるような、すごい人もいる。最近は特に、ネットの力で世界が加速度的な自由になっている。
でもやっぱり、多くの人が、当たり前の一歩外に出ることは怖くて、もしくは外の世界があることを知らなくて、そのまま歩いていくんだと思う。
それに、経験上、第二新卒or既卒としての就活はとっても厳しかった。この経験こそ、日本の社会がまだまだ多様性を認めていないんだなと実感するものになっている。当時は本当に日本社会にがっかりした。悲しかった。こんなに第二新卒や既卒に優しくなったアピールしといて、名実ともなってないじゃん、と。
このレールのようなものをぶち壊してやりたい。
学生の進路選択は本人の意思だけでは決定できない。選択の自由は社会の寛容さに比例する。
多様な進路が社会に認められる、認められるというよりか、それが当たり前になる。たとえば30人のクラスで何通りもの進路選択があるみたいな。
そうなるともっと楽しい世の中になるんじゃないかな。
わたしが就活のときに感じた悲しみやがっかりをこれからの世代の方に経験してほしくない。わたしがレールちょい外れ人間のサンプルのひとつとなって何かできることをしていきたい。