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将棋めしとおやつの旅~東京・その1(7)東京将棋会館売店
(2021年12月の訪店記録です)
東京将棋会館。初めて聖地へ足を踏み入れる。いや、関西将棋会館を先に訪れているのだから、もはや緊張などしなくていいと自分に言い聞かせるも、やはり自動ドアの先に行くとなると勇気がいる。「売店だけだから許してください。(あと、トイレ貸して!切実!)」と心で唱えながら、桐山零くんのボードを横目に手を消毒。
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1階のカウンター奥の事務スペースに数人の職員らしき方が見えた。かつてテレビで『藤井聡太先生フィーバーで将棋会館売店大忙し』的なニュースの時に、木村九段の奥様(職員)がちらっと映ったシーンが脳裏に蘇り…などと隙あらば思い出す推し関連の記憶。今も販売にいらっしゃるのかどうかは知るところではない。
さて、今日は大事な責務がある。2022年の将棋カレンダーを購入することだ。展示されている見本をめくり木村九段の月を確認してレジへ急ぐ…つもりだったが、尿意は限界を迎えている。見回すも1階にはトイレが無い。2階だろうか。
2階には確か道場があるはず。お買い物に来ただけの私がこの階段を上っていいものか戸惑っていると、小学生くらいの男の子が階段に向かっていく。この好機を逃すものかと、追いかけて駆け上がった。
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2階はまずゴミ箱、自販機、エレベーター、道場入口、自販機、ロッカー…といった具合。トイレもすぐに見つかった。
無事に目的を果たした後、道場の中にチラッと目を向けて階段を下りた。ここに入れる日は来るのだろうか。来ないな…勉強してないし…と思考はあっさり完結。私が推している高浜愛子先生は子ども向けの教室担当だし…。
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さて、売店は関連書籍がぎっしり、ショーケース内に立派な駒と盤と揮毫扇子がいっぱい。こまごまとしたグッズや手帳はカウンターにあったが、写真は撮らなかった。
カレンダーやAbemaトーナメントのグッズ(お値下げ中)を持ってカウンターへ。すると私の横から男性客がレジスタッフに声をかけた。
「マンホールカードいただけますか?」
すっかり忘れていた、ここでもらえる桐山零くんのマンホールカード!「私もいただけますか?」と乗っかり、いただくことができた。よいタイミングで現れた男性に感謝!
(つづく)
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