ときめきの沸点が低い人は、パートナーシップの運用スキルが高いんじゃないかという説
夫の愛情表現がすごい。
正確に言うと、夫が私のことを「かわいい」「好き」と感じてくれるハードルがとてつもなく低い。
私が夕飯の餃子を楽しみにしているだけで「かわいい」。(食い意地がもたらすまさかの棚ぼた作用)
私が見た目に抱えるコンプレックスにも「かわいい」。(逆転の発想)
結婚後、明らかに太ってしまっても「かわいい」。(というかまず、太ったことに気づいてない)
「かわいい」の出血大サービス状態。
あまりにも褒められすぎて、疑心暗鬼になったことがある。「いつも『かわいい』って言ってくれるのは、私のご機嫌とりしてくれてるのかい……?」と、かわいくないことを聞いてみたら、「そんなことない。毎回真剣に言っている!!」と真顔で反論された。
どうやら本気らしい。
夫は、私に対する「ときめき」の沸点がとにかく低い。つまり「私のことを好きになってくれる天才」なのだ。それも、めちゃくちゃささいな瞬間から。
ここまで読んで、「なんだ、ただのバカップルの話か……」と思われた方も多数いるだろう。でも、ちょっと考えてみてほしい。
シンプルに、自分が大好きな人に「キュン」とする回数が増えたら、人生さらにハッピーだと思わない!? その逆もしかり、自分が相手に「キュン」としてもらえる回数が増えたら、とってもとっても嬉しいのだ。
ときめきの沸点が低いと、相手が気合入れたり特別なことをしたりしなくても、日常生活のたわいもないことから「キュン」をいくらでも生み出せるシステム。これって、 “パートナーをずっと好きでいられる”スキルが非常に高いってことなんじゃないかなと思う。(私以外の人に発動されると困るけど)
そういえば、私が参加している『スキ活サロン』のイベントでも似た話が出ていた。結婚してしばらく経つ夫婦でも、同じようなことを思っている人たちがいるんだな。変わらず仲良しでいる様子を見せてくれると、新婚的にはとても心強い!
この説を立ててから、私の中で夫はただ「愛情がすごいやばい人」なだけじゃなくて、「パートナーシップの運用スキルが高い人」にも進化した。素直に愛情を伝えてくれる彼のまっすぐさに、さらに尊敬の念が増すばかり。
(まあ、なにを隠そう、私も夫と一緒にいられるだけで毎日めちゃ楽しくて幸せなんだけどね……!)
もちろん! 夫の持つスキルに甘んじることなく、さらに私を魅力的だなと思ってもらえるよう、これからも精進あるのみ。