PSPって?
コロナの影響により、テレワークが主になり、家と仕事場が同じになった人も多いのではないでしょうか。これまでなら、オフィスに行くことで、仕事スイッチが入っていたものが、同じ空間になることで、やはり、仕事スイッチが入らないという方も多いと思います。そこで、考え出したのがPSPです。
PSPとはPrivate Select Placeの略で、matsu-labが考えだしたポストコロナの新しい働く場所です。今日はこの場所の定義について話していこうと思います。
先に、Placeの説明かつ、頭に置いておいてほしいことがあります。
それは、このPrivate Select Placeは、原則として仕事をする空間と定義していること。もちろん、仕事がはかどるためにも休憩スペースになるような遊び的要素も必要ですが、休憩スペースだけの場所はPSPとして成り立ちません。
●Private
:個人の距離が保たれていること
:プライバシーが保たれていること
個人の距離が保たれている
PSPは、コロナのおかげで生み出すことができた場所だからこそ衛生面を重視することは大前提です。いろんな人が集まる場所であるからこそ、「3密」にならない空間でなければならないと考えます。
プライバシーが保たれている
PSPは原則として仕事をする空間であると考えているため、プライバシーが保たれている必要があります。
では、そもそもプライバシーとは何でしょうか?
実際に調べてみました!
他人の干渉を許さない、各個人の私生活上の自由。
[広辞苑第五版]
個人的な日常生活や社会行動を他人に興味本位に見られたり干渉されたりすること無く、安心して過ごすことが出来る自由。
[三省堂 新明解国語辞典]
ちなみに、プライバシーの起源は、1890年にアメリカのS.D.WarrennとL.D.Brandeisが論文『The Right to Privacy』において、
プライバシー権とは「the right to be let alone」(一人にしておいてもらう権利)である
と定義したのが始まりといわれています。
これらから考えると、
プライバシーが保たれている状態というのは、
他人に勝手に見られたり干渉されたりすることなく、安心して過ごせる状態
と定義しようと思います。
●Select
:誰でも自由に選択出来る
誰でも自由に選択できる
その日の気分にあった場所・仕事内容に合った場所を選択できることは、重要ポイントです。
例えば、「今日は誰とも関わらずひたすら集中したい」であれば、暗い照明に完全個室のようなPSPを選ぶことができます。「今日はオンライン会議があるから、後ろに人などが映り込まない場所がいい」であれば、背景の壁が白色の半個室のような場所でもいいでしょう。
最後にもう一度、まとめておくと、
Private…個人の距離が保たれている・プライバシーが保たれている
Select…誰もが自由に選択できる
Place…原則として仕事をする空間
これらを備えた場所がPSPです。
コロナの影響により、テレワーク・オンラインでの仕事が増え、働き方が変わりつつあると同時に、働く場所も変わっていき、選ぶことが出来るのではないでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?