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同じ夢を見る

私は、超国民的スーパーアイドルの

を応援している。この記事を読んでくださる方の中にもファンは多いだろう。芸能界でもライブのチケットを取る事はそう簡単な事ではなく行きたくても行けないファンが多いのが事実である。

ちなみに私は結成20周年を祝うツアーである5x20ツアーに2回ほど参戦した。小学生から好きだったが無課金ファンであったため、大学生になって初めて嵐のライブを体感することになった。


20年以上も共に過していると、言葉がなくても伝わる。その人達だけにしか作れないし誰も入れないような世界がある。嵐にはそれを感じる。彼らは常にファンのこと、そして何よりもメンバーを大切にしていて、常に仲良いとテレビでは言われるけれど仲良いという言葉だけでは収まりきれないくらいの関係や思いがある。私には計り知れない。ただ、その5人を見ているだけで落ち着く。

スタンド6列目、トロッコが動くとメンバーが目の前に。あぁ、生きてる。感じる。すごい。すごい。私は終始心が揺さぶられ気づくと泣いていた。一つ一つの曲を丁寧に歌い上げ、細かな演出に感動し、MCに笑わされ、たった一つの言葉では語り尽くせない、いや語ってはいけないほどの空間だった。夢のようで、現実。「ファンに感謝を。」、「この5人で良かった。」、「みんなのおかげ。」5人が最後に伝えてくれた言葉は全て私たちが嵐5人に返したいほど愛おしくて嬉しくて、でも、悲しかった。

1年前の1月27日午後5時。ファンクラブから「嵐を応援してくださる皆様へ」という件名でメールが入っていた。私は胸騒ぎがして不安感を抱きながらメールを読むと、すぐに

活動休止

の文字が目に入った。すぐに受け入れるわけがない。受け入れられるわけが無い。その後の午後8時からの会見もほとんど覚えてない。ただひとつ覚えているのは、ゴコイチの嵐、みんながみんな嵐のために、嵐だけしか作れない空間あること。大野くん1人を、責められるわけがないこと。

発表後のテレビ番組やライブを見ていると、どうしても最後を感じてしまう。それはすごく悲しいことで、切ないことでもあって、でも次のステップでもあるんだ。

今年はコロナで全てのライブが中止となってしまった。最後まで駆け抜けようとしている嵐をこの菌のせいで台無しにされるのは許せない。どうか、どうか嵐が最後まで幸せな気持ちで活動休止をして欲しい。2020年23時59分59秒まで嵐が嵐で居いて欲しい。笑っていて欲しい。そしていつかまた、少し気の抜けた素敵なおじさん達が「嵐でーす」と戻ってきてくれるのを待っている。

いつか私の推しである大野智について、また他の趣味についても語りたい。

アラシックの皆さん、共に同じ夢を。
明けない夜はないよ。


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