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ジェンダーギャップ指数が日本は低い。でも実は「○○」がなく、「××」しかない。

注:この投稿には政治的な思想、フェミニズム、少し過激ととらえられかねない批判が含まれています。耐性のない人にはあまりお勧めしません。また、

 情報化社会といわれるこの世に生きる人たちにとって、情報リテラシーの普及が急務となっている今日この頃。
 情報というのは天使にも悪魔にもなりえます。皆さんそれは言葉にしないながらも分かっていらっしゃることでしょう。
 見えているものがすべてではない、というのはその通りだと思います。そして言葉というのは、いいようにも悪いようにも言えます。慎重な性格とも臆病で消極的ともいえるでしょう。
 それはジェンダー論にも同じことが言えます。日本は2024年時点でジェンダーギャップ指数が118位(156か国中)、G7の中では最低です。
 気づいていたでしょうか。ジェンダーギャップ指数って実は
         「「「1より上がない」」」
 のです。多分気に留めていないし、気にする必要がないかもしれませんが。
 それの何がいけないか、それは「男女平等」だというのに女性にしかフォーカスがいかない可能性がある。そしてその結果として男性に起こる差別が無視されかねない、ということが起こります。
 「いままで女性は差別されてきた」という反論があると思います。ただ、僕個人としての意見ですが、それって本当に「本当の差別」なのかと疑っています。
 大昔、人間は大自然で男女で役割を分けていました。男性が狩りなどをしたり外敵から家族を守ったりして、女性は子供を産み育てつつ家のことして、そうやって共同で生活していたわけですよ。でも人間ってたった数百年、数千年「ごとき」で生活の根本って大きく変わるわけがないんですよ。だからいまでも(だいぶ改善したと思いますが)性別である程度役割があるんです。文明や社会を形成する前の名残、なんでしょうね。少なくとも、肌の色とかの差別、職業差別なんかとは少し違う成り立ちな気がします。富士山の女人禁制なんて、登山具がしっかりしていない時代だから体格差のある女性が登るのは危なかったからでしょう。
 そもそも、女性は男性に守られる立場であったです。だからデートの時に男性側が全額おごったり、一家の長が父親だったりしたんです。少し前まで女性には上には立てなかったしそんなに権利もなかったけど、いざという時の責任はそんなに取らなくてよかったんです。そして男性には責任があるわけですが権利があったわけなんですね。もちろん家族の関係が良好な場合、ですが。
 ですが、現在は女性のための、みたいな活動が主ですよね。昔は権利向上(参政権とか)、今はキャリアアップ。
 ですが、自分たちから「もともと持っていた権利を捨てよう」みたいなのって、僕ほとんど見たことないんですね。(沢山あったらごめんなさい)。ジェンダーバイアスがああだこうだみたいな感じで、権利を主張するわけです。
 それに関していいんですけど、何が問題って「男性にも同じように性差がある」ってことなんですね。デート代おごる論争とか。冒頭に戻りますが、そのように男性側にも権利が必要。
 にも関わらず、ジェンダーギャップ指数は差別が女性のものだけ、みたいな扱いをしているわけです。
 もしこのままいくと、男性にだけかつての甲斐性とかを求めるのに自分たちは権利を主張する、男声差別がまかり通ってしまいかねません。実際、女性のキャリアアップは謳われているのに、専業主夫の割合が圧倒的に低いことはほとんど問題に挙げられていません。(まあ、専業主夫に関してはこの経済停滞の中でそんなこと言ってられないというのもありますし、ある程度皆さんにはリテラシーがあるのでそんなに心配しなくていいとは思いますが)
  話を戻しましょう。ジェンダーギャップ指数が男女平等を図る指数だというのに「項目が4つしかない」というのも問題です。
 例えば、幸福度は男性のほうが下です。

 ASAKO サステナラボ®『第2回ウェルビーイング調査』(外部リンク/PDF)
 そして、自殺率も男性のほうが多いですし、ホームレスの割合も断然男性のほうが多いです。
ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)結果について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
 なので、もしその三つを評価の基準としてジェンダーギャップを見直すとすると、圧倒的に男性が差別を受けている、ということになるでしょう。
 見ているものがすべてとは限りません。そもそも女性の政治参加が消極的なのは女性自身が望んでいないから、という視点もあります。
フィフィ「それを望まない女性が多いから」日本のジェンダーギャップ指数118位うけ私見(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
 繰り返し、そして付け足して言います。見えているものがすべてではない、そしてその見えているものについて言われることがすべてでは限りません。
 僕らしからぬ(といってもまだこれで3個目の投稿なんですが)投稿でしたが、これからもたまーにこんなことをやる予定です。
 2024年6月22日

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