『MOE 40th Anniversary 5人展』(@ 松屋銀座8階イベントスクエア)
撮影可のスペースには、ブルーナさんの手紙とエリック・カールさんの絵、『MOE』の付録についていたムーミンダイアリーもありました。
酒井駒子さんの絵、クレヨンっぽいと思っていたけれど油性鉛筆を使っているみたい。それから、『BとIとRとD』
は画材としてダンボールを使っていることに驚いた。コラージュがとてもおしゃれ。
それから、以前演劇をされていたそうで、どんな作品だったのかとても気になった。絵本は一人で全部、机の上で出来るので、自分に合っていると思ったそう。絵本を小さな劇場と思って作っているそうなので、それを踏まえて鑑賞すると、少し違った楽しみ方ができるかもしれないです。
ヨシタケシンスケさんの絵は原画が思ったよりも小さいと思った。縦横ともに1/3ぐらいのサイズ。それから、テキストベースの作品だと思った。
学生時代の作品、キーホルダーやスタンプにも今のヨシタケさんらしさが出ていると思った。
ただ、「子供“でも”楽しめる本」という表現があって、子供を侮っているように感じられ、あんまり好きな表現ではない…。ところで主語(?) 変えてみて、「子供でも楽しめる」も「大人でも楽しめる」どちらも同じような意味合いだよなあ。
ヒグチユウコさんは、展示されている絵の周りににコメントや絵が描かれていて、面白かった。
島田ゆかさんは、キャラクターごとに事前に色を決めていて、色パレットを作っているそう。パレットを作っても、後からいろを混ぜて同じ色を作るの難しいよなと思ったりした。
なかやみわ さんは、試作でもからくり絵本を作ってらして、すごい。