日本の誇り富士山へ登った。
2024夏の登山、南アルプスや中央アルプスを計画していた身として結局足を運べなかったことは悔やしいが同等以上の感動を富士山からもらいました。
2021年の夏に吉田ルートからが初登頂。今回は2回目です。
その時とは比にならないほどたくさんの山に登ってきたのである意味力試しにもなりました。
前回は8号目以降標高の高さ故、若干バテてしまいました。
今回は富士宮ルートと宝永山を合わせてプリンスルートで周回してきました。一度も息が上がらず、足も痛くならずでした。基本をかなり意識して登りました。歩幅小さく、呼吸をしっかり、塩分と水分と炭水化物、適度な休憩。
休憩は道の途中で休むことなく小屋のベンチで全部済ませました。
富士山は火山なので岩や石、砂の登山道は登りも下りも滑りやすいです。バッグと機材が砂だらけになります。
振り返るとガスが上がってくるのが見えるのですが山頂へ上がる前に消えていきます。それを繰り返して比較的安定した天候の中歩くことができました。
前回は真っ白だったので淡い期待を抱きながらゆっくり山頂へ。
鳥居をくぐると真っ青の空と夏の白い雲。前回の雪辱を果たす山頂でした。火口があまりにも大きく私の持っているカメラでは全く一枚では収まりませんでした。
剣ヶ峰への道は大変滑りやすく登りも下りも大変です。記念写真撮影後日本最高峰の散歩をして御殿場ルートの下山道へ。
富士宮ルートと違い、とても空いていて歩きやすかったです。富士宮ルートではし尿の香りが路肩からしましたが御殿場ルートではそのような臭いはありませんでした。夜登ってる人などがトイレを我慢できずに致してる気がします。なので私は地面に腰を下ろしてません。
富士宮ルート登る方は気をつけて下さい。
宝永山までの道は大砂走りです。もっとサラサラした砂だけかと思いましたが、岩がそれなりにゴロゴロしてたのでスピードは出しづらかったですね。
宝永山は湿った空気が山頂付近を右往左往。ひんやりしたり生温かったり、不思議な気持ちになりました。
時たま晴れて日差しが出ると暑くなりますね。
宝永山を降りると富士登山も大詰め。数年前の初登頂からだいぶ成長した私。
計画通りの夏とまではいきませんましたが、No. 1の規模、迫力、景色は伊達ではなく大満足です。
富士山ありがとう。
いつまでも美しくいてください。