添削杯~初めてのヴィンテージ編

僕、ヴィンテージはじめます!

なぜ今紙のヴィンテージを始めるのか・・・。
まずそこから語らせて下さい。
昨年末にEDHをきっかけにしてMTG復帰を致しました。
はじめに使ったデッキが”パルンニヴミゼット”・・・これはいけませんでしたね。
ふとツイッターを眺めていたらEDHの構築済みを販売しているアカウントを発見したのです。
いくつかある中から僕は宗教上の理由により青を握らないと精神が崩壊してしまう恐れがある為、イゼットカラーのパルンを購入する事に決めました。
パルンを回しているうちに「これ、Wheel of Fortune,Timetwisterを入れてみたいなぁ・・・」となる訳です。
人生で初めて手にするP9・・・。Timetwister・・・。これが打つと気持ちがいいんだ・・・(❁´ω`❁)
「これTTだけじゃなくて他のP9も使ってみたらきっと気持ち良いんだろうなぁ」
この考えに至るまでそう時間はかかりませんでした。

徐々に集まるP9達

ツイッターでの買いました報告は避けていました。
深い理由はないのですが、一度チラ見せすると三秒後には揃っていないと気が済まない人間なのは分かっていた為ですね。
ツイートするのは毎回「ヴィンテやりてーやるならゴロスタかぁ?ワクショたけぇんだ笑」
MUDに凄い憧れがありました。
はじめはゴロススタックスに決めた!と思ってMOX系統はあらかた揃えていたのですが、ここで宗教上の理由が理不尽に僕を襲います。

添削杯で握るデッキの運命は

「貴様に青の入っていないデッキを握る覚悟はあるのかい?」
答えはNo。
デッキを変えざるをえませんでした・・・。
手元には各種MOXが。
僕は貧乏性の為一度購入したカードは使わないと気がすみません。
デッキリストを漁っていく中で、これなら使えるかも!となったものが、今回添削杯で使用した”8-cast”でした。
添削杯まで残り数週間。
手元にMOXはある!何とかしてアンリコとタイムウォークを揃える旅に出る事に・・・。

全力の主催者の気持ちに答えたい

添削杯で握るデッキが無事に決まり、ラストパーツであるアンリコとタイムウォークも手元に揃いました。
そうなると今度は、主催者へどう答えるか・・・。そう考えます。
添削さんとのDMの中で、
「きっとMTG初めて触った時の感覚がまた来る」
そう確信を持ちました。
僕のMTGはどう始まったんだろう・・・。記憶を辿ります。
GP神戸2014をニコ動で見て楽しそうと思った瞬間に晴れる屋にいました。
初めて握る紙束。初めて参加するFNM。すべてが新鮮でした。
思い出した瞬間に添削杯への挑戦の道が決まりました。
「今後2度と味わえないであろう初めての感覚。初めての時と同じことをしてみよう!」
つまりデッキは揃えたが、対人戦は行わないという制約、初対戦は大会で。そう決めました。
永遠と一人回しをしながら対戦へのワクワク感を貯め込む日々を終え添削杯当日へ・・・。

添削杯当日~結果

当日起床したと同時に訪れる頭痛。
体温計は37.8を示す。しかし僕のワクワクは参加を辞めさせはしません。
そして始まる1R目

1R目 vs逆説エスパーメンター
1G目-〇 ウルザの物語から持ってきてた多用途の鍵+Time Vaultがすんなりと決まり勝ち
2G目-× 1G目で同型か?と思っていたところ僧院の導師が着地してしまい、止められず負け
3G目-× マリガンの時点でタイムオーバー。自分が先行でエクストラターンが始まる。対戦相手の2T目に着地させてしまうボーラスの城塞。僧院の導師を捲られたらワンチャン負け・・・。そして捲れる僧院の導師 笑。ターンを返し十分な果敢が乗り負け。これは悔しかったですねぇ。

2R目 vsゴロススタックス
1G目-〇 12/12の構築物トークンが2体並ぶのはさすがに強すぎて勝ち
2G目-〇 初ターンで手札のTime Vaultを魔術遠眼鏡で見られ指定されるも、おつむ弱太郎感のあるキャストし、とりあえずウルザの物語で持ってきていた多用途の鍵でとりあえず起こしておくという不穏なムーブ。トップから降ってくるハーキルの召還術で邪魔な魔術遠眼鏡をどかして無限ターンが成立。

3R目 vsレンタックスt黒
1G目-〇 ここでも強いウルザの物語。構築物トークンでひき殺し。相手のデッキがよく分からずサイドも怪しいまま2G目へ・・・。
2G目-〇 また来たウルザの物語。ひき殺したるわ!と思っていたら不毛の台地。そりゃそう・・・。とりあえず並べるMOX系。無常な活性の力が2枚襲ってくる。ピッチの癖に2対2交換はずるいよ・・・と思いながらも8-castのドローによる復帰力で、アーティファクトカウントが十分あった為、早期着地していた思考の監視者。相手はマナスクリュー。思考の監視者2体が止まらず殴り勝ち。8-castの太さをこのラウンドで感じる。

4R目 vsカニボンド(この時点で体温38.2・・・頭が回らん笑)
1G目-× 無常な2T目に決まるFastbond+お帰りランドのコンボで負け。なんやこのデッキ・・・サイドどないしよ・・・
2G目-〇 相手は早いコンボなのはわかっていた為、このデッキの最速を求めマリガンし、先に無限ターンを決めて勝ち。
3G目-× 3T目辺りに無限ターン行けそう・・・。でもカウンター無い・・・。不穏な手札でしたがキープ。そう都合よくトップからカウンターを引けるわけも無く2T目にFastbond+朧宮のぐるぐるで負け。勝ちが見えている手札ゆえカウンターを探しに行くマリガンが出来なかった自分が悪いですね。

5R目 vs8-cast
1R目-〇 まさかの2-2ラインで8-cast対面。Black Lotus経由で引いてしまったボーラスの城塞+独楽で、多用途の鍵+Time Vaultを先に揃えて勝ち。
2R目-〇 早期着地出来た思考の監視者。対戦相手はドローカードを一枚も引けずマナフラッド。プンプン殴り続ける思考の監視者で押し切り勝ち。

6R目 vsグリクシスティンカー(ブリーチ+フリーズ、ボ城、巨像入り)(38越えの体温が薬でも下がらずここら辺から思考が完全に停止しかける状態・・・)
1G目-× 穏やかなターンが続く中ふとキャストされる死の国からの脱出。サーチされている思考停止。cEDHやってんのか?となりながらサクッと負け。この時点ではそういうコンボデッキだと思ってサイドを決める。
2G目-× 修繕をキャストされる。修繕ってカード強いね。自分も使ってて分かるよ(((uдu*)ゥンゥン サーチ先は荒廃鋼の巨像。さすがにそれは聞いてないとなり1Tはエムリーで耐え忍ぶも無常に二発殴られて負け。なんでも入ってるやん・・・ヴィンテこっわ・・・ってなったゲームでした。

7R目 vsゴロススタックス
1G目-× 今大会2回目のゴロススタックス。相手先行から始まり1T目に置かれるアメジストのとげ。3-3ラインにゴロスタ来んの!?となりつつも修繕から鋼の風のスフィンクスを着地させライフ1点まで削るもラストターンに発明博覧会からサーチされる罠の橋。道中おかれていた呪われたトーテム像にも抗う事が出来ずに勝ちの目がない為、やむなく投了。
2G目-× 1T目に呪われたトーテム像。さすがにうんちー!と叫びながら意思の力を切る。ふーんカウンターするんだ。もう一枚あるけどどうする?と再度呪われたトーテム像。手札にはMOX系、教議会の座席。さすがにぶち切れ投了。

体温38度越えを乗り越えてなんとか7Rを走り切った。
結果は3-4。
2構には自信があった為、勝ち越しがならなかった事がホントに悔やまれる結果に。

圧倒的感謝

あえて大会当日まで実戦をしないという制約を勝手にかけたのは大正解だったと思う。
練習もせずに大会にやってきて舐めてんの?と言われるかもしれないが、誰しもが対戦相手が初めからいてそこからMTGにハマれる訳では無いので初の対人戦がFNMやゲームデー、プレリリースになる事はあるよね?
自分もご多分にもれずそう通ってきた人間でした。
プレイをしたことのない、MTGにあるポピュラーなフォーマットはヴィンテージが最後だった為、その気持ちを思い出せる最後の機会となり、結果とは関係無くとても充実した一日となりました。
あたるデッキ全てが新鮮で。ドローするカード全てが新鮮で。
この機会を頂けた主催者の添削さん、サポートして頂いた方々へ、拙い文章で申し訳ありませんが以上を感謝の言葉とし、このノートの結びとさせて頂きます。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?