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【日本一周 北関東編1】そうだ 茨城、行こう。


・まえがき

 今回の北関東編はスケジュールの都合により、1度に北関東すべてを回るのではなく、茨城編、群馬・栃木編と2回に分けて訪れた。

 それでは、茨城編からどうぞ!

・メンバー

明石、尾道、釧路、宮島


・旅立ちの朝に  筆者:明石


 8時の貸し出しに合わせてレンタカー屋を訪れたのだが、予約に関して店側と齟齬があったらしく、それを修正するためにえらい時間がかかった。


 その間に眼鏡を忘れたことに気づいた僕は、いま家にとりに行って戻ってこられるか、それとも手続きがすんなり終わる世界線で、出発してから家によるべきかで悩んだ。


 悩む間にも時間は経つからさらに悩む。サマーウォーズで解読した暗号がラブマシンにどんどんはじかれるみたいに、結論が生まれるそばから意味をなくしていく。


 結局、僕は手続きの途中でとりに戻り、少し遅れて出発した彼らとコンビニで待ち合わせた。やるせない徒労感を味わったことだけ記憶している。


・出オチ  筆者:尾道


 8時のニッポンレンタカー。支払いで株主優待券を使おうとしたらトラブルが発生した。

 店員さんに「事前予約の際にじゃらんポイントを利用している」と告げられた。株主優待券は他の割引との併用が無理だということを失念していた。


 諦めて、現金での支払いを覚悟したところ、店員さんが色々と奔走してくださり、最終的には予約をやり直すことで、無事利用できた。本当にありがとうございました。


今回の旅のお供


・道中の戯れ  筆者:尾道


 袋田の滝に向かう車内では、カタカナ縛りしりとりが行われている。カタカナ表記の単語に限定したしりとりで、使える語彙が程よく狭まるから、ふつうにやるよりも面白い。

 ゲームが淡々と進行するなか、釧路が発した「キービジュアル」という語を巡って小さな笑いが起きた。

 釧路以外の3人がその語義を問うと、「アー写(アーティストの宣材写真)みたいなもん」と。「アー写」自体初耳だった私が、同じくその語義を問うと、「ほら、ミッキーのアー写とかあるじゃん」と返ってきた。
おい、ミッキーはアーティストなのか。


駐車場が広くて寄りやすい


 袋田の滝の最寄り、那珂ICを降りてすぐのところにある、和菓子屋「亀印本舗」に立ち寄った。店内には魅力的な和菓子が並んでいる。特に目を引いたのは「みかん大福」。皮越しにみかんの褐色が透け、まるでチームラボのオブジェみたいな様相だった。

 が、なかなかよいお値段。代わりにお手頃価格だった「メロンどら焼き」を購入した。


尾道のみが堪能せし味


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