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【ニンプニッキ】両親への妊娠報告

2020年12月下旬に第1子出産予定の30代会社員が、初めての妊娠・出産に対して自分の心身がどうなるのかをメモしているものです。
書きためていたものを徐々に公開していくつもり。
※この記事は2020年5月下旬に書いたもの。

わたしが入籍したのは32歳のときだったのだけど、それまで両親から結婚や妊娠についてプレッシャーを与えられたことがない。

なんなら結婚なんてしないほうがいいと子供の頃から言われていたし(今思うとそれを自分の子どもに言うのはどうなんだ…結婚した結果うまれたのがわたしなんじゃないのか笑)、将来「結婚相手に養ってもらわないと」と思わないですむように、必要な分は自分で稼げる大人になりなさいと言われて育った。
高校生の頃には「結婚なんてしない」と言い張る子になり、大学生になるとひとりで国内外を旅行し、就職先も福利厚生重視で決定し、ひとりで楽しく生きていたため、わたしの両親はこの子は結婚しないんだろうなと思っていたらしい。

なんだかんだ結婚したあと、母からは「子供かわいいよ〜」「もう30代なんだから、産むなら考えたほうがいいよ〜」と言われてたけど、プレッシャーというわけではなく…(わたし自身がそれを苦痛に思ってなかったという意味で。)
あくまで母は「”わたしは”子供がかわいいと思ってる」「”わたしは”赤ちゃんが好き」「”わたしの”幸せは自分の子供たち2人(わたし+弟)と会えたこと」と、「自分はこう思う」というのを伝えてきていて、例えば世間体とか、他の人と比べたりする言い方をされなかったからな気がする。そのおかげで結婚してからも、「お母さんはそういう考えなのね。でもわたしはそこまで子供を熱望してないんだよねえ〜」って思えてたし、実際それを伝えてもいた。
夫は長男なのだけど、義実家からも特に子どもを持つ予定なのかなどは聞かれることもなかった。

そんな風だったから、わたしが子供を産むということは割と諦められているのかと思っていた…のだけど、検査薬で陽性が出た後すぐに実家に電話したところ(うすうすわかっていたもののやっぱり動揺してしまい、夫は仕事中だったのでとりあえず母の携帯にかけた)、予想していた以上に喜んでくれて、その後も何通もLINEが来て驚いた。動くスタンプとか送られてきた。笑

母と通話中、隣にいたらしい父は「妊娠したって?」と冷静な風だったけれど、その後エコー写真を送ったらいろいろ調べてくれたようで、それなりにポジティブに受け止めてくれているようだった。

初期流産の可能性もゼロではなかったので、義実家には12週になったところで夫から報告してもらった。普段あまりやりとりをしていないのだけどそれでもやっぱり喜んでくれて、意外だったのはお義父さんのテンションが高かったこと。笑 初孫だからかもしれない。
両家にとって初孫になるので、過度な期待をかけないようにしないといけないなと思っています。


日頃実家にこまめに帰ってるわけじゃないし、初任給でプレゼントみたいなこともしてないし、結婚式もしてないし、これまでほとんど親孝行らしいこともせず親を喜ばせることもあまりしてこなかったから、こんな風に両親が喜んでくれるのはなんか新鮮。
わたし自身にまだ「妊娠=嬉しい」「妊娠=めでたい」という気持ちがあまりないから、周りが喜んでくれることで「そうかこれは良いことなのか…」と頭で思ってる感じ。わたしが自分自身の気持ちとして妊娠を喜べる日は来るのだろうか。

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