“励ます”と“励まされる”は違う
みなさんはどんな言葉に「励まされたなー!」って思いますか???
「紛争地帯でも電車の中でもいつ殺されるかわかんないし」
これは私が友達から言われて心が軽くなった言葉です。
当時の私は本当に死にたくて死にたくてどうしようもなく、常に死ぬ方法を考えていました。
友達との会話でもふとした瞬間に「死にたい」と口からぽろっと出てしまう始末で、友達からしたらただのメンヘラだったと思います。
まあでも友達もメンヘラなので「そうだね」ぐらいで対応してくれていました。
そんなノリで友達が言ったのが「紛争地帯行けばいつでも死ねんじゃん?」です。
もちろん絶対にしてはいけないとわかっていますが、当時の私からすれば救いにも思えました。
日本でも毎日ニュースで犯罪が取り上げられていて、自分がいつどうなるかわからない。
次の瞬間なにがどうなって死んでいるかわからないんだから頑張って死のうとしなくてもよくない???
友達はこんな会話をしたことすらも覚えてないでしょう。
励まそうともしてないし、会話を適当に流していただけかもしれない。
それでも私はその会話で心が軽くなったし、チャレンジ精神も少しついた気がします。
逆にしんどくなってしまう言葉は、
「できるよ!」「がんばれ!」「もっとやればできる」
などですね。
真剣な相談であればあるほど「軽率に言うな」とか「わかってないくせに」とか思ってしまいます。
もちろん挨拶程度の軽いノリで
「これから仕事〜」
「がんばれ〜」
みたいな会話だったら全然大丈夫ですし嬉しいです。
私が励ます時は事が重大であればあるほど”スケールのデカい冗談を言う“ようにしています。
それこそ「死にたい」だったら「明日の買い物はホームセンターでロープ選ぼうか」みたいな。
ほんっとに不謹慎なので言って大丈夫な相手にしか言えないですけどね!?
相談だったら具体的に解決に導きます。
共感が欲しいんじゃなくて解決したいんだよ…!って時、ありません?
私はあるので、相手が解決を求めていたらマジの解決法を探ります。
もし「しんどいけどこの話を誰にしたら…?」って相談されたとしたら、サービス業から行政の支援まで一緒に考えるぐらいのことはします。
励ます時は冗談で気持ちを逸らし、相談は一緒に考える。
“励ます”ことも“励まされる”ことも、それぞれ人によって言い方、受け取り方があるよねって話。
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