「今度いつ暇？」と言える贅沢な関係

僕はデートに誘うとき「今度いつ暇？」という誘い方はあまりしない。

暇になるときはいつかは来てしまうので、デートに行きたくないときは断りづらいだろうな、と思ってしまうので。

あと、人が予定を決めるときは、暇かどうかだけで決める訳ではない。「いつ暇で」「何をするか」「誰がいるか」とかもセットで考える。行きたいなというイベントであれば、元々入っている予定をずらして行くこともあるわけで。

という訳で「今度いつ暇？」is「自分本位な誘い方」と思ったり。

じゃあ「相手本位な誘い方」とは何か。

僕は「できる限り具体的な誘い」is「相手本位な誘い方」かなと思う。

誘うときは「いつ、誰が、何をするのか」これが必須。「友達から美味しいピザ屋を教えてもらって、来週の土曜の昼に一緒に食べに行かない？」みたないやつ。いかに相手が返信しやすいか、いかに考える時間や負担を減らすかを考えれば、自然と具体的に誘うことになる。

「具体的にすればするほど、断られる確率が上がるのでは？」

と思うかもしれない。

その通り。「友達から美味しいピザ屋を教えてもらって、来週の土曜の昼に一緒に食べに行かない？」みたいに誘えば「その日は予定があって、、ごめん！（実際には予定ないんだけどね）」と割と簡単に断ることができる。

もちろん断られたい訳でない。

長い目で見たときに断られないために、短い目では断りやすいように誘うのだ。

相手が自分や自分の誘いに興味を持ってくれていれば「来週は予定があるから、その次の土曜日はダメ？」みたいに、別の候補をもらえることもある（別の候補をもらえない場合は、ひとまず諦めるが吉）

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以上が、誘い方について相談を受けたときの僕の回答。
ここ数年、ほぼ同じ答え方をしている。
でも、最近ふと思うようになってきた。

「今度いつ暇？」って贅沢だなと。

「いかに相手が返信しやすいか、いかに考える時間や負担を減らすか」などあまり考えずに、安心して誘える人、もしくは、誘ってくれる人がいるのもいいなと。

「今度いつ暇？」って難しいな。