頑張らずに、がんばりたい
いつからか「頑張る」という言葉をあまり使わなくなったな、という話です。
僕は、結果を出すことをコミットできるときは「頑張ります」とは言わないことが多いです。いつまでにいくらやります、と数字を使って話しているなと。
僕は、自分の中でやることの道筋が見えているときも「頑張ります」とは言わないことが多いです。いつまでにこれをやってそのあとにこれをやって、と具体的に話しているなと。
僕は、コミットもできない、自分の中で道筋も見えていない、でも、ファイティングポーズを取らないといけないときに「頑張ります」と話しているなと。
というわけで「頑張ります」を使うときは、なんだかしんどいシチュエーションが多いのです。
ふと、そんな風に思うことがあり、「頑張ります」にちょっと苦手意識が出て、使う回数がゆるやかに減っていきました。
でも「頑張ります」を使う回数がゼロになる訳ではないです。
秒速でファイティングポーズを取って、自分の体制を立て直すには便利な言葉ではある訳です。
ちなみに「頑張ります」とか「頑張れ」を使わない方がいいよ、という話ではありません。本来はやる気を表現したり、応援したり、前向きな言葉のはずなんです。
この2つの「ガンバル」を分けるために、便利でしんどいのは「頑張る」、シンプルに前向きなのは「がんばる」かな、と、ゆるく使い分けることがあります。