最後の日記。
昨日はじめてこの1ヶ月日記をサボってしまった。そして今日が最後の日記。今年の1月はとにかくスピードが早かった。ずっと仕事をしていたから(いまもしている)。
今回の最大の発見は、仕事を辞める理由は「他にやりたいことがあるから」ではなく「この仕事をこれ以上やりたくないから」でもいいのかもしれない、と感じられたこと。時間は有限で、自分が自分でいられる時間は長くない。いまの自分を大切にしてあげたい、という思いの裏返しが「これ以上ここにはいられない」という思いを加速させる。それはとても健全だと思う。
昨年末から今年1月にかけて、たっぷりと僕は僕を消費した。やりたくない仕事をやり続けたということだ。正直なところ、さっさと辞めたい気持ちが強い。「自分にとっての”いい”とは何か」を突き詰めたいという願いが一段と強まったから。
それでもまだ今の職場にしがみついているのは、これまでとは全く異なる扉が開ける可能性を残せたから。やりたくない仕事を全力で減らし、やりたい仕事の割合を増やしていく。1年後、その比率を5:5以上まで調整できなかったら潔くやめようと思う。やめられるかな。どうだろう、1年後の僕。
今日は高校生起業家を目指す子たちに向けて、ちょっとした講演をした。2年目に入った大学のゼミでは、自分の根っことしぶとく向き合った素晴らしい卒業制作が完成間近だ。自分のやりたいことをやらせてあげる。そのサポートを通して人生と社会をより良くする、というのが僕のミッションになりつつある。それを全うしたい。僕は僕に失望したくない。