ペット火葬の会社を作ったら、自分が初めてのお客さんになってしまった。

みなさん、ご無沙汰しております。
井ノ口でございます。
noteを書くのは久しぶりですが、
ここ最近会ったことは自分の人生の中でも結構ショッキングであり、
学びもあり、かなりジェットコースターだったので書き留めておくことにしました。
タイトルに触れる前に8月に遡って自分が経験したことを書いていこうと思います。

ペット火葬の会社を設立

8月1日ペット火葬の法人を設立しました。
この事業に対する準備は年明けから進めていてやっとの思いです。
我々の準備を聞きつけて邪魔をする醜い大人には本当にうんざりです。
ちなみにそいつらはいまだに邪魔をしてきています。
だから地方は伸びないんだなと思いますし、
ひいては日本という国が衰退している理由の代名詞を目にしています。
さっさと引退して欲しいものです。
そしてそんな中でも共に頑張ってくれる仲間には本当に感謝です。
創業は8月ですが、9月のオープンに向けてひたすらタスクを潰し込み、
無事オープンいたしました。

英会話教室の躍進

経営権を譲り受けてから1年と少し、確実に黒字で回るようになりました。
思い返せば、参画当時は年間2000万の赤字企業で、
事業転換、大量解雇、クレーム対応、、、、
苦しいことばかりの1年でしたがやっと報われるところまで来たかなと思います。今季は売上ベースで１５０％成長で着地できるように、
コアメンバーには数字を共有し、どうやって達成に向かうのかが見えているのがありがたいです。
経営者は孤独とよく言いますが、これは間違いなく真理です。
雇う側と雇われる側には必ず超えられない壁があります。
ですが、この壁を取り払うのではなく、同じ空を見ることが大切なんだロプなと気づきました。
加えて、メンバーからはどんどん恐れられ、どんどん嫌われているだろうと思います。それでも自分が嫌われて会社が伸びるならそれでいい。
とにかく強い信念を持って戦い続けます。

最愛のペットの死

ここからタイトルに触れようと思います。
8月に法人設立、9月に事業スタート、9月5日に火葬車が納車されました。
インスタに投稿したか忘れましたが、事業スタート前にお問い合わせがあり、8月31日に初めてのお客様から受注しました。
お察しの通り、火葬車がないため、他業者を紹介するという形でことなきを得ています。
そして、納車後の9月8日に中学1年から一緒だった愛犬が亡くなりました。
そうです、ちょうど1ヶ月前です。

私が身近な関係者で亡くしたことがあるのは、１９歳の頃に亡くした祖父１名のみ。
唐突かつ結構ショッキングな亡くなり方をしているので、
詳細についてはここで言及しませんが、
この時もかなりショックでした。
訳あってなかなかに立ち直ることができませんでした。
が、正直今回はそれ以上にショックなものがありました。
自分の中でもなんで犬＞人なんだろう、自分がおかしいのか？と考えましたが、
よくよく考えてみれば必然で、
祖父は離れたところに暮らしていたので、
多くても年間2回トータル１週間程度×19年です。
しかも最初3年の記憶はほぼないとしたら、
7日×16回で112日程度しか過ごしたことになりません。
比べて犬は、中学の頃から大学で家を出るまではほぼ毎日のように過ごしています。計算するまでもなく犬の方が過ごしたレベルが違います。
そりゃ辛い訳ですわ。

悲しい経営者としての宿命

犬が亡くなってまず初めにしたこと。
それは自社のHPの確認です。
なぜか？こんな顧客体験しようと思ってできないからです。
実を言うと最初の1件以降全く受注できていませんでした。
かなり焦ってもいましたし、あんなに準備したのにという悔しい思いもありました。
なので不適切かもしれませんがこんなチャンスはないと思いHPを確認していたのです。ちなみにですが、ここまで体が勝手に動いています。
そしてHPを見た感想は、
「これは頼まない」です。
16年強、一緒だった愛犬の死で確信に変わりました。
そこからHPはもちろんのこと、プランなどあらゆるものに対して見直しをかけ、修正したところ普通に問い合わせ、受注ができるようになったのです。

これからのペット火葬

最初は儲かるのでは？みたいな思いから始めたものでしたが、
自分が顧客になってみて改めて必要なサービスだと確信しました。
そして、作業着のような格好で行う業者には絶対に負けたくない、
本当に最高の最期を作ろうとしている業者に少しでも多くの皆様が出会えるように、
弊社は代理店を含めて全国展開に向けて動いてまいります。

結局、何が言いたいのか

これからは儲けたいと思った瞬間、売れなくなると思います。
これだけ物やサービスに溢れた世の中。生き残りは甘くないです。
安易な起業や独立は地獄を見るでしょう。
さらに、「こいつは何がしたいのか」を見極めないと
食い物にされて終わると思います。
どう言うことか、
「億なんちゃら！」とか言ってセミナーみたいなことやってる人がかなり増えたと思います。
この人の億ってなんなんでしょうか？
売上？利益？
売上なら正直簡単です。1億のものを1億で売るだけなので。
さらに突っ込むとそいつは本物なんでしょうか？
要はその人はなんのためにセミナーをしてなんのために我々に接触してきているのでしょうか？
ここ見えていない人は早く気づいてください。
最後はお前がどんだけ頑張るか。

そして私の中で思うこと、
実業やってない支援業者は偽物の確率が高い。
だって支援業リスクないもん。歩合給なら別やけど。
リスクとってやれへんなら食い物にされて終わりでしょう。

※初めて広告運用を始めましたが、かなりイージーです。
マーケ思考があれば平均以上で簡単に回せます。
これも安易に外注だとか委託すると手数料だけかかるのかなと。
最初何ヶ月かの教えを乞うのはありですが。

まとめ

今回の死で改めていろんなことに気付かされました。
正直、それ以外にもしんどいことが多すぎて、ずっときついです。
ペット火葬は24時間365日対応です。私はその電話番を毎日しているので、
夜中にガンガン電話は入ってきます。逃すとお客様の不幸につながるかもと思うと音に敏感になり基本寝れていません。が、これは決めたこと。
とりあえず１年間はトップである自分が先頭に立って一番しんどいことをやり続けます。これが覚悟。私はこのなくで基準の覚悟をメンバーにも求めていきます。そうでないと描いているビジョンはただの夢物語で終わります。
ご支援のお話も定期的にいただいておりますが、現在全てはご対応できません。なんとかしたいと思うものやなんとかできるものに関してのみご対応させていただきます。

ここまで書いて、テキストによるアウトプットの大事さを改めて感じたので、
また定期的に書こうと思います。
改めて、
「縁ある人に価値ある貢献と物心両面の幸福の追求」を体現すべく
邁進してまいります。
・縁ある人＝その人の幸福が自分にとっても幸福だと思える人
・物心両面＝経済とやりがい
・幸福＝自己表現×人間関係×生活水準の経済が満たされている状態

引き続きよろしくお願いいたします。

ペット火葬のHP
https://petceremony-crystal.com/