「Marbleを受講した結果、実は悩んでいます」。多様性のなかで見つけた、自分らしい「書く+α」とは
「書く+α」のスキルを身につけ、自分らしい1歩を踏み出すためのスクール『Marble』。今回は、「自分が所属している社交ダンススクールを、もっと多くの人に広めたい!」という目標を持つ土居ちゃんにインタビューをしました。
土居ちゃんは「多種多様な人が集まるMarbleだからこそ、悩みが生まれる」と語ります。悩みながらも自分の目標に向かう彼の姿は、挑戦するすべての人を勇気づけてくれるでしょう。
もう一度インタビューについて学びたい! 「読まれる記事」を目指してMarbleへ
——まずは、土居ちゃんの経歴を教えてください。
土居ちゃん:
パートタイムで事務の仕事をしています。
今は愛媛県の実家に住んでいるのですが、大学のころは千葉にいて、演劇に打ち込んでいました。
休日は大好きな社交ダンスをしたり、スピーチのレッスンを受けたりしています。
ーー仕事以外でも、いろいろなことに挑戦されているのですね! そんな土居ちゃんが、新たにMarbleスクールに挑戦したきっかけは何だったのでしょうか。
土居ちゃん:
きっかけは2つあります。
1つ目は、大学時代にインタビューの仕事を経験したこと。書くことをもう1度学び直したいと思いました。
2つ目は、ゆぴさんの『聞く習慣』『書く習慣』を読んだことです。その中でゆぴさんがADHDで悩まれていたということを知りました。僕も発達障害と診断を受けているため、興味が湧いたんですよね。
最初は新たな挑戦をすることに抵抗があったのですが、「ゆぴさんに会えるのならば、やってみよう!」と応募しました。
ーーインタビューの仕事をしていたことと、ゆぴさんに会えるということで挑戦を決意したのですね。
土居ちゃん:
はい。大学時代のインタビューの仕事は、今振り返ると後悔が多くて…。当時は文字起こしもせず、構成もあまり考えてなかったので、「読まれる記事」ではなかったんですよね。
だからこそ、Marbleスクールに通い、インタビューの勉強をやり直したいという気持ちがありました。
「自分がやりたいことって何?」受講したからこそ生まれた迷い
ーーインタビューについては、後悔の気持ちもあったのですね。実際にMarbleスクールを受講して気持ちに変化はありましたか?
土居ちゃん:
受講してみた結果、実は今「本当に自分はインタビューをしたいのだろうか...」と疑問が湧いてきているんです。
自分は「人から聞いたことを記事にして、まわりにシェアをしたい」という想いは強いと思います。
ただ、講座のなかで学んだ、事前準備やインタビュー後の調整など、やることの多さに正直圧倒されてしまいました。
ーーたしかに、企画書の作成からインタビュー場所の選定、写真の撮り方やPR方法など、記事を書く以外にもたくさんの準備が必要ですよね。
土居ちゃん:
そうなんです。ほかにも、課題でメディア分析をしたときに、「書く仕事にはいろいろな世界があるんだ」ということを知ったのも大きかったです。
「もしかしたら自分が本当にやりたいことは、インタビューよりもメディア運営なのではないか」と思うようになりました。
ーー講座を受けるなかで視野が広がったからこそ、迷いが生まれたのですね。
はい。迷っています(笑)。Marbleスクールのメンバーのなかには、すでにインタビューライターとして働いている人や、明確なテーマを決めて仕事をしている人がいます。
一方で、僕はまだインタビューしたいテーマも方向性も明確に定まっていない。まわりと比較してしまうときもあります。受講していろいろな世界を知ったからこそ、悩みが生まれているという感じですね。
Marbleで学んだことを活かし、社交ダンスを広めたい!
ーー僕も「本当はどうしたいのだろう」と迷いながら受講しているので共感します。Marbleスクール卒業後に実現したいことはありますか?
今1番やりたいことは、お世話になっている社交ダンスのスタジオを、もっと多くの人に知ってもらうことです。
愛媛県では若い人はあまり社交ダンスをしないんですよ。だからこそ、Marbleで学んだことを活かして、社交ダンスの魅力をもっと広めていきたいと思っています。
それ以外でも、食レポや旅レポとか色々と挑戦したいです!。
ーーMarbleスクールで学んだことを還元したいという想いがあるのですね。悩みや迷いを抱えながら、自分の目標に進もうとする土居ちゃんの姿に僕も励まされました。お互い励まし合いながら頑張っていきましょう!
土居ちゃん:
はい! みんなで励まし合っていきましょう!
・・・
インタビューのなかで特に印象的だったのが、「視野が広がったからこそ悩んでいる」という言葉です。
Marbleスクールにはライター経験がある人もいれば、今回初めてライティングを学ぶ人もいます。出身地や年齢、経歴もみんなバラバラ。多様性あふれる環境だからこそ、進路を考えるうえでの悩みも出てくるのだと思います。
Marbleスクールのコンセプトは、「さまざまな色が溶け合って彩り豊かな道をつくる」こと。土居ちゃんのように「自分の道について悩みながら受講する」ことこそ、Marbleらしさなのではないでしょうか。
Marbleには悩んだり迷ったりしても、みんなで励まし合う文化があります。ぜひあなたもMarbleスクールで、自分だけの「書く+α」を見つけてみてください。
〈取材・文=高松勇飛(@yuhi1321)/編集=いしかわゆき(@milkprincess17)
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