話すのが苦手でも良いんじゃない? 映画wonder 君は太陽
ホームシアターに憧れて、プロジェクターを買ってみた。
スクリーンはないから、白のシーツで代用。
普通の土曜日が映画館になった。
さて記念すべき一本めの映画は、
wonder 君は太陽
顔に障害を持っていて、ゾンビのようだとからかわれる主人公のオーギー。彼が学校生活の中で、友情を得て成長していく物語。
オーギーは障害を持っているけど、明るくてユーモアがある。
決して卑屈になって閉じこもったりしないから、友達にも恵まれるのだろうな。
この映画を見てると、なんだか少し羨ましく感じた。
僕は人間関係があまり得意ではない。
特に大人数での集まりが苦手で、昔から避けてきた。
何を話せば良いのか分らなくなって、固まってしまう。
それがいつしか自分の中でトラウマになって、避けるようになってしまった。
どうせ参加しても喋れない。相手に申し訳ない。何だか分らないけど怖い。
それならば行かないほうがマシでは??みたいな。
けど振り返って思うのは、自分から避けると何も広がっていかないということ。
喋るのが苦手でも、その場所に行っても良いはずだ。
頷くことしかできなくても、それをありがたいと思ってくれる人はいるはずだ。
一人が好きなのはもちろん良いのだけど、
「申し訳ないから」「怖いから」参加しないはもったいないと思う。
だって別に話せなくたって良いじゃん。
いつだって自分が気にしてるだけ。
自分から先に逃げていては、何も始まらない。
主人公オーギーのように、どんなことがあっても現場に行ってみる。
そして友達を大事にする。
どうせならそんな人でありたいな。
wonder 君は太陽を見ると、
そんな事気にすんなよ!
なんて言われた気がした。