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文章が書けない・・・はプラモデルで克服できる。
読書感想文を書こうと思っても、筆が進まない。
書き始めても、気づいたら数時間経っていた。
僕もずっと文書を書くのが苦手で、
時間ばかり掛かってしまうのが悩みでした。
今回はそんな悩みを、
「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」
を参考に解決していきたいと思います。
主眼と骨子を用意する
早く文章を書くためには、
文章を書く前に「主眼と骨子」を準備する事が肝要です。
主眼とはテーマのことであり、
主眼を達成するための骨組みが骨子です。
例えば今回の記事で言うと、
主眼はタイトルである、
「文章が書けない、はプラモデル化で克服できる。」
であり、
骨子は、
タイトルを説明するための各トピックです。
悩まず書くためにはプラモデルを用意する。
主眼と骨子の説明として、
本書の中で「プラモデル」という例が出されていました。
なぜプラモが簡単で間違いないのか。それはあらかじめユニット化されたパーツが用意されていて、箱絵で完成イメージを確認したのち、取説の指示通りに組み立てるからです。
図工が苦手で、5段階中2だった幼い自分でもプラモデルなら作れました。
それは、
①完成イメージ(箱絵)
②パーツ
③説明書
が揃っていて、作る際に迷わないからです。
誰でも作れるプラモデルの仕組みを応用すれば、文章も楽に書けそうです。
構造シートで整理する
文章をプラモデル化すると、以下の3つとなります。
①タイトル(箱絵)
②トピック(パーツ)
③順番(説明書)
本書ではプラモデル化するために、構造シートというフォーマットが用意されています。
以下構造シートを作るステップを抜粋します。
①紙の上方に大きく線を引いて、テーマ(主眼)を書く欄を作ります。
この段階では空欄のままとします。
②箇条書きで、書こうとする話題を列挙していきます。
③並んだ話題を眺めながらこれから書く文章の主眼を見定め、
テーマ欄に書き込みます。
④どの話題から切り出していくべきか、主眼に準じるよう吟味し、項目の左横に順番を数字で書き込んでいきます。
⑤紙を替え、テーマ欄に主眼を書き込み、順番通りに並べ直します。
もししっくりこなければ、また順番を吟味して書き込み、紙を変えてやり直します。
⑥アピールしたい優先度を、項目の右側にABCの3ランクで格付けしていきます。
今回の記事も上記のフォーマットをもとに構造化しました。
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・箇条書きで記事にしたいトピックを挙げる
・トピックを眺めながらタイトルを決める
・どのトピックから書くのか、順番を決める。
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・紙を替えて、順番通りに並べ替える
・右端に、優先度順にABCを決める。
こんな感じで主題、骨子を決めて書き始めました。
構造化シートでかなり文章が書きやすくなる
実際この方法で書いてみて、かなり文章が書きやすくなったのを実感します。
主眼に合わせて、
必要ないトピック(優先度Cのもの)は削り、
説明しやすい順番も予め決めておく。
そうすることで、迷わずに書くことができる。
今まで2時間くらいは執筆に使っていたのですが、
今回は1時間かからずに書く事ができました。
構造化シートを使うと確かに、書くのが早くなりそうです。
まとめ
今回は文章はプラモデル化で早くなる。
についてまとめました。
プラモデルは誰でも簡単に作れるように、
文章も準備さえすれば楽に書けるようになる。
速く書くということに限れば才能とは関係なく、
単純に構造化し慣れているかどうかだなと思います。
これからこの構造化シートを実践し、
速く楽に文章を書けるようになりたいと思います。