SMART運用 ②(MUPアウトプット)
節税する方法は、主に4つです。
① 旅費規定
つまり、従業員が出張で日当 5000円、宿泊費が5000円かかったとする。
合計で10,000円が経費として計上でき、消費税の仕入れ税額控除になる。
従業員は、全額非課税で受け取れる。
② 役員報酬
まず、会社(法人)がお金を受け取る法人税が15 ~ 23%かかること。
個人で受け取ると0%(多額の報酬だと所得税がかかる)である。
これらを頭に入れて考えてもらいたい。
自分が会社の役員だとする。
役員報酬を受け取ろうとする。
法人・個人で受け取ると税金をとられないだろうか?
答えはわかりますね
③ グループ化
グループ化(複数社つくる)利点は、利益が残ることである。
まず、売り上げが800万円を超すと税金が23%かかる。
800万円以内だと15%である。
上の図を見ていたただくと左は1社で部門別の売り上げである。
800万円15%、1600万円で23%で合計488万円の税を支払う。
右は、3社で800万円ずつの売り上げとなり3社合計で、360万円の税を支払う。128万円の差がある。
これらを行うには条件がある。
① 資本金 999万円以下
② 800万円の壁(800万円を超えると税率がかわるため)
③ 給与支払いが1000万円以下(給与支払いは、自分・従業員の給与のこと)
もうひとつの利点は、接待交際費が多く使えることである。
接待交際費の上限は、800万円である。つまり、800万円以上は使えない。
ところが、3社つくると 3 × 800 =2400 2400万円使うことができる。
④ 消費税 最大 2年間 免除
(1) 資本金 1000万円以内
(2) 給与支払い 1000万円以内
で設立すると消費税が最大 2年間 免除となる。