テクノロジーの進歩によって可能になった現代のコミュニケーション方法
本日の現場からは、
【テクノロジーの進歩によって可能になった現代のコミュニケーション方法】と題してお話します。
題名はややこしいですが、内容は至って簡単です。
そして、今更いつの時代の事を言ってるんだという方も沢山いると思いますが、優しい目でみて頂けると嬉しいです。
しかし、
私を始め現場トレーナーの方は絶対に目を背けてはいけないテーマだと思っています。
(まず最初に、方法論寄りの内容になっているので、もちろんクオリティが最優先であることは示しておきます)
現代ではSNSがコミュニケーションツールのド定番となり、若者はテレビを観ることが減り、SNSやYouTubeといった媒体から情報をインプットしたり、アウトプットしたりしています。
当然、選手も同じで、トレーニングなどの方法もSNSから引っ張ってきますよね。
この変化は、我々トレーナー業界とまったく関係のない話ではなく、真正面から向き合う必要があることだと思っています。
私たちの学生の頃って、SNSはまだそれほど浸透していなかったですよね?
あるにはあったけど、それを当たり前のようにコミュニケーションツールとして使っていた人は少なかったと思います。
*SNSの歴史を簡単におさらい*
Twitter :2008年4月日本語版公開〈2006年3月誕生〉
Facebook:2008年5月日本語版公開〈2004年2月誕生〉
Instagram:2014年2月日本語版公開〈2010年10月誕生〉
TikTok :2018年日本上陸〈2016年9月誕生〉
(世界のスピードと比較すると日本って遅れてますよね)
冒頭にお話したように、現代の若者はSNSを通じて情報をインプットしたり、アウトプットしたりと、コミュニケーション方法に大きな変化が起きています。
その現実を抑えた上で、
私は現在、まがいなりとも目指す人がいる環境で仕事をさせて頂いております。
そんな私は、微力ながらSNSを使って情報をアウトプットしています。
その情報に興味があってなのか、現職に興味があってなのかわかりませんが、ダイレクトメッセージを送ってくれる方もしばしばおります。
もちろん答えられる内容と、答えられない内容がありますが、
これって、すごいことだと思いませんか!?
私が学生の頃には、想像出来ないコミュニケーションの取り方です。
あの頃は、丁寧なお手紙を出すのがまだ王道のコミュニケーションだったように思います。
自分の目指す職業の人と直接話したり、メッセージでやりとりできるチャンスなんて、当時は職業体験や就職説明会、インターンなどしかありませんでした。
しかし現代は、
憧れの職業に就いている人にすぐアプローチして連絡を取ることができ、概ね返信やリアクションをもらえることは当たり前で、驚く人なんていないはずです。
これは本当に大きな進歩だと思います。
さて、ここからが本題です。
それぞれの立場には義務があります。
トレーナーを生業としている人たちは、トレーナー業のやりがいや魅力、スポーツの持つ力、健康への貢献、社会への貢献、地球への貢献が出来る素晴らしい職業であることを後進に伝える義務があります。
だからこそ、トレーナーを生業としている現役トレーナーの我々が、若者が情報収集のメインコンテンツとして使用しているSNSを通じて情報を発信することは大きな価値と意義があると思っています。
こんな事を言うと、
「いいよなぁ、最近の若者は。簡単にSNSで情報を仕入れたり、憧れの人と簡単に連絡がとれたり。おれらの頃は、時間と足をかけて会いに行くか、手紙を書くくらいしか方法がなかったからなぁ。今の子は恵まれてるよ。」
と、一部の行動しない先人の方に言われそうですが、ここではそんな方は放っておくとして、
どんな時も、どんな職種も、時代の変化に対応することが生き残っていく唯一の方法です。
そして現在、若者(近い将来の業界や日本を背負って立つ人)は当たり前のようにSNSで情報を検索しインプットします。
もちろん、SNS上にある情報の信ぴょう性などの課題は山積していて、情報の取捨選択は大切です。
しかし、SNS最前線である時代の流れには抗えません。
また、
私は常々現場が大切だ!と言っています。そんな私を含む現場が大切だと思っている方は現場のリアルを発信する義務があると思っています。
20年前は簡単に知ることが出来なかった現場のリアルなどを、現代はSNSを通して発信することが出来ます。
特に、コロナ渦で現場実習やインターンの制限がある中では、SNSを通じて現場のリアルを発信することは更に意味深いものになると思います。
なかなかそれぞれの置かれた状況で、出せない内容などがあることはもちろん理解していますし、私のその一人です。
しかし、
出来る限りの情報をSNSを通してアウトプットする意義は大きいのかなぁと思っています。
というわけで、
【テクノロジーの進歩によって可能になった現代のコミュニケーション方法】と題して、
お話させて頂きました。
本日も、最後まで読んで頂きありがとうございました。
気づきのキッカケになった方は、いいねやフォロー、シェアなどを宜しくお願いします。
それでは、この後も心身ともに充実した時間をお過ごしください。
以上、現場の竹田祐平からでした。