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【カラオケグランプリ 優勝】 選曲は"アグレッシブ"に。

ビッグエコー「カラオケグランプリ」で優勝してからもう1週間。つい昨日にも感じるし、ずいぶん前の事のようにも感じる。それくらい集中して濃密な時間だったのだな、と思う。

前回も書いたけど、このようなカラオケ大会という"歌を用いた競技"に出るのは約6年ぶり。一曲に賭けるあの刺激的な瞬間は、ライブでは感じられないものがたくさん。知ってたつもりだったけど、あれは疲れる。でも、その疲れを上回るエキサイティングさが、カラオケ大会にはあると思う。

さて、今回はそんなカラオケグランプリでの
"選曲"にフォーカスして、自分なりの考えをお届けできたらなと思います。

※この記事を読んだからといって歌が上手くなったりすることはありません。カラオケ大会にトライするうえで、ひとつの考えとして受け取っていただけると嬉しいです!



【 カラオケグランプリとは 】

グランプリの決戦は、DAMにより音源審査を通過した12名。(3000件を超える応募があったらしい。)

ファーストステージファイナルステージ2回戦。

まずはファーストステージにて歌唱。審査方法は、[DAMの精密採点Aiの採点得点+審査員3名の得点の合計点数]によるもの。

そして、ファーストステージ合計得点の上位3名がファイナルステージへ進むことができる。ファイナリストの3名は、2曲目を歌唱。採点方法は[審査員による厳選なる審査(精密採点なし)]で行われグランプリが決定。


【 歌った2曲 】

ファーストステージは
Vaundy 「 呼吸のように 」

そして、ファイナルステージは
スターダスト・レビュー 「 木蘭の涙~acoustic~ 」

この2曲を歌いました。

どちらも内容として重ためなバラードではありますが、なぜこの2曲になったのか。それぞれ分けて書いていきます。

【 選曲のワケ① ~呼吸のように~ 】

ファーストステージで歌った「呼吸のように」
実は……

選んだ理由が、ありません

というのも今回応募したきっかけ。別件で使うためにこの曲をカラオケで録音していたところ、「へー。こんな大会やってるんだー。応募はタダだし、録った音源あるし。送るだけおくるかー」なんて、特に内容を調べもせず、軽いノリで応募したところからでした。

音源審査を通過してから知ったのですが、なんとファーストステージではその送った曲を歌わなければならなかったのです。これはミスった!

曲を聴けば感じていただけると思うのですが、入りはかなり静かなスタートでありながら、サビになった途端、一気に高いレンジ(音域)を使う曲になっています。ここがなんとも難しい…

自分の中でも安定するとは言えないギリギリの高さでありながら、聴く人の心を掴むためにインパクトあるフレーズにしなければいけない。だからここは音も外すと大きくコケるポイント。

そんなポイントがサビとして要所に何度もある、自分的にはかなり難しい印象です。それを緊張感あるステージで決めなければいけない…(適当に送ったことを少し後悔しました。笑)

ただ曲自体は好きだったし、うまくハマれば自分も気持ちを乗せやすい。挑戦しがいのある曲でした。

【 選曲のワケ② ~木蘭の涙~ 】

思いがけず「呼吸のように」をファーストステージで歌うことになった。なら、もしファイナルステージに進めたら何を歌おうか?
それを軸に選んだのが、「木蘭の涙~acoustic~」でした。2曲目は自由に選ぶことができました。ここで基準にしたのが…

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