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子どもの習い事の方針と、私とピアノの関係修復

昨日の次男(小1)のスイミングの話で思い出したことがあります。私自身の子どもの習い事についての方針と、その方針のもとになっている私の子供時代の経験です。

私は、子どもの習い事は
・本人が楽しいのが一番
・続かなくてOK
・休みたかったら休んでOK
という方針を持っています。

これは、もうご家庭それぞれで、正解はその子ごとにあります。兄弟でも違うかも。私は、習い事は楽しいから続く、続くから成長する、成長するから楽しい、っていうサイクルが適していると私は考えていますが、これには私自身の経験が大きく影響していると思います。

私は母親が音大出身だったこともあり、幼少期~中2まで、約10年間毎日1~2時間のピアノを弾いていました。ピアノの先生は、4人もいて、
・業界の大御所の先生のところに月1回いく
・大御所先生のレッスンを受けるためのレッスンとしてそのお弟子さんの先生が月1回うちにきてくれる
・音階を聞き取る・音感を鍛えるための先生が月1回うちにきてくれる
・そして母という先生が毎日横にいる
という超英才教育。あぁ、きつかったなぁ(笑)よくがんばりました。

本音のところでは、私は日本のポップスやロックが好きで、ギターを習いたいと思っていましたが、そんなこと口が裂けても言えない4人体制の英才教育の空気感。この10年間を、我慢して無理して歯を食いしばって乗り越えたわけですが、そんな私は今、残念ながら楽譜を読めません。きっと本気でちょっと学び直せば感覚が戻るのかもしれませんが、脳が拒否する感じで、全然入ってこないんです。

現役時代は、初見でもなんとなく弾けてしまうくらいだったんですけれども。もちろん今ピアノを目の前にしても、一曲も弾けません。忍耐力はつきましたが、自分の本音を抑えつけて相手の期待だけを優先するというちょっと歪んだ忍耐力がついたので、そこから抜け出すのに時間がかかりました。

なので、忍耐力や我慢をする力は大切だとは思いますが、もっと健全な鍛え方があると思っていて、それは人間が自ら望んだときに生まれる踏ん張る力。この考え方は、子育てでも、事業の中で人の成長に関わるときに、私のベースとしてあるものだと思います。

とはいえ、私は幼少期にこの経験をさせてもらえたことは、よかったなぁと思っています。母は今となっては「あれは私のエゴだった、申し訳ないことをした」と言っていますし、私もそれに対して「きつかったわ~(笑)」と笑い飛ばしているわけですから、何事も経験、経験は宝です。

今こうして書いていたら、今なら、楽譜を脳が拒否することなく、音符を読み取れるような気がしてきました。ピアノをまたいつか、弾こうかな。あのときとは違って、自分の好きな曲を、好きなように弾いてみたくなってきました。

そうだ、楽しめばいいんだ。
・楽しいのが1番
・続かなくてOK
・休みたかったら休んでOK
これは、私が私にして欲しかったことなんだな。

今日も読んでくださってありがとうございます。

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