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我が子に言い放った「自分を守るのは、自分」という言葉

先日、次男(小1)が体調を崩したときのこと。抗生物質を何日も飲まなくてはいけなくて、その薬のまずさと、発熱や咳による体力の消耗で、彼は薬を飲むことをのらりくらりと拒否し続けること1時間超え…。

しびれを切らした私がしたこと…それは、
「自分の身体を治すのは、自分!甘えんな!」
と𠮟り飛ばし、
「気持ちを強くもって、自分が自分のために薬を飲む!がんばれ!!」
と強い言葉を彼に向けました。どこの体育会ですかって感じの覇気が出ましたが(笑)元々の体育会気質がこういうとき出ます。

ポロっと涙をこぼしたあと、意を決して薬を飲んだ次男。よくがんばりました(涙)

その言葉を発する前は、とにかく抗生物質を飲んでもらわないと、合併症の恐れもあったので、なだめてすかして励まして優しく粘ること1時間超。

でも、全然飲んでくれなくて(笑)私の言葉も、関わりも、全く届いていない苛立ちが私の中に溜まるだけでした。

その関わりに疲れてしまった先に、私が思いっきりの剛速球で放った強い言葉は、まっすぐに彼に届いた感覚がありました。

熱もあって、咳で腹筋が痛い小1には厳しい言葉で、私はその言葉を放った時点では、あんまりその自分が好きになれずに、別の部屋で一人になってちょっと反省し、次男のところへ行って「ママは言ったことは間違っていないと思っているけど、もうちょっと優しく言えたらよかった。ごめんね」と謝りました。

彼は「うん、いいよ」と言ってくれ、「ママ、ちょっと一緒にいて」とのことだったので、マスクをしてしばらくそばにいて、心がつながり直していくのをお互いが感じられるまでそばにいました。

いま振り返ってみて、もう一回やり直せるとしても、同じようにしたかな、と思います。

誰かが自分を助けてくれるのではなくて、最後に自分の命を守るのは自分なのだと、その責任を自分に引き寄せて考えてほしいという願いが私の中にあることを感じたから。

その願いが伝わるように、覇気を込めて伝えたのだと思います。

このときの関わりがあったから、次男はまずいお薬を文句ひとつ言わずに飲み続けています。

「今日も自分のために、がんばれたね。すごいね。」と声をかけます。本当に尊敬するくらい薬の目的を理解して、淡々と自分の身体を守るために積み重ねています。

こうやって子育ての中で、「ときには人と真剣に率直に関わる」という経験をさせてもらっていて、これは仕事でも大切な場面で活用できる人間力になっていると感じます。

こういう真剣な関わりをするときは、いつも以上に自分の心にある感情にまっすぐアクセスして、それを表現する言葉を汲み上げて、まっすぐに伝えるという胆力を使うなと思いますし、相手のことを信じて伝えるという性質の胆力も使います。

日頃からコーチングを通して自分のことを知り、自分について学んでいるからこそできるようになったときに真剣な関わりを、これからも磨いていきたいと思います。

今日も読んでくださってありがとうございます。

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