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日々の暮らしの有り難さ
先日、都内へ向かう電車の中で座っていたら、途中から混雑してきて、いよいよ満員電車状態になってきたときに、目の前に立っている女性のランチが入っていそうな小さなカバンから、手作りっぽいサンドイッチのパンが半分飛び出ていて、あぁこのパン落ちませんようにと思って眺めていました。
眺めていたら、これはこの人のランチかなぁとか、朝早く起きて用意したのかなぁ、とかなんとなくその人の暮らしに思いを馳せ始め、そうするとどんどん周りの人のこともくっきり見えてきて、英単語を覚えている高校生位の学生さん、リュックを前に抱えて仕事に向かう様子のスーツの男性の方など、ここに偶然居合わせた一人ひとりに人生の物語があって、一人ひとりに暮らしがあるんだよなぁと当たり前のことながら、なんだか不思議な感覚に陥っていました。
ここにいる人たちはきっと二度と会うこともなく、もし2度目にあったとしても、そもそも気づきもしない。
そう考えると今自分と関わってくれている人たちは、とんでもない確率の中で出会っている縁なんだなぁと思いました。こういうことって、大多数の知らない人の中に自分を置いて、それを俯瞰して見て初めて気づくことです。普段当たり前だと感じて過ごしていることへのありがたみや存在感が増してきます。
人間はこうして比較の中で、くっきりと物事を認識しやすいものだなぁと思いました。他人と比べて、過去の自分と比べて、他の国と比べて、と、相対評価による自己認識がしやすいからこそ、強み弱みと言う概念も生まれるのかもしれません。比較がなければ、ただの特徴かな。
1月17日は、阪神淡路大震災が起きた日。夜寝る時にあったかいお布団で眠れること、食べたいものを食べられること、家族が生きていること、そんないつもの日常も普段は当たり前のように感じてしまいますが、災害時の状況に少しでも想いを馳せれば、日常の有り難さがくっきりと見えてきます。今日も無事に始まったことに感謝して、やりたいことに多くの時間を使っていきたいと思います。
今日も読んでくださってありがとうございます
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