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「めんどくさい」の中に、豊かさがある

やろうと思っていたタスクが一つも終わらなかった日があったんです。終わらなかったなぁと思っている中で、同時に私が思っていたのは、
「それでも、ほんとに今日も私はよくやったよ」
ということ。

やろうと思っていたことたちは、絶対的に今日までのものではなく、出来たらやっておきたいことたち。それらを置いて何をしていたか?

家族の大量の洗濯物を洗い、干し、たたみ、ものによってはアイロンをかけて、定位置にしまって、トイレ掃除をして、お風呂掃除もして、子どもたちの授業参観を2つこなし、社労士仲間のセミナーを受講して、次男(小1)の習い事の送迎をし、帰ってきたら即夕飯を作って、食べたら片付けて、次男の宿題をみて、、、あら寝る時間!

一人暮らしであっても、誰かと暮らしていても、生活するってめんどくさいことが多いですよね。でもこのめんどくさいの中にこそ、豊かさがあると最近思うのです。

ワーカホリック時代の私は、洗濯物を干すことはしていませんでした。基本的に洗濯乾燥まで一気にできるもので平日を乗り切る。

でも今は、出来るだけ洗濯物を干します。一つひとつ干していく作業は、めんどうですが、「生活してるなぁ」という感じがして好きなんです。

たくさんの時短できる方法や道具が生まれて、動画は2倍速でみるという時代。

一方で、手間暇かけて保存食を作ることとか、キャンプとか、「めんどくさい」をしにいく人たちも増えている。私はこういう生き方に憧れます。

豊かさってなんでしょう?過去の私は忙しいことにそこそこの収入と達成感を得て、充実感を得て、ある意味それが私の豊かさだったと思います。

今の私は、忙しいかどうかではなくて、夕方になったらいったんあたたかいスープを作るとか、洗濯物を一つひとつ干しているときとか、子どもたちからのリクエストに軽やかに応えられて私も楽しい時間を過ごせたときとか、そんななんでもない日常の中にあるあたたかさとか、愛情あるシーンにかけがえのない豊かさを感じます。

これはライフコーチングを通して、自分にとって大切にしたい人生の価値について言葉にしてきたことで起きた変化だと思います。

これを読んでくださってるあなたにとっての豊かさとは、なんでしょうか? 

今日も読んでくださってありがとうございます。

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