短編小説 -芳醇な血- Part1
雪を見ると無性に赤ワインが飲みたくなるのは、私にとって随分と昔からの癖というか、生活そのもののようなもので。
赤ワインなんて普段滅多に口にしないのに、そういう時ばかりは、その深紅の色に完全に心を持っていかれちゃったりするのは、とても不思議な感覚だったりもする。
大雪になるという予報を一週間前に見た。
東京にいる私にとって、雪はそれこそ珍しいという事もないけど、それでも少し心が浮き立ったりする。日を追う毎に雪の確率が上がり、私の気持ちも日を追う毎に上がっていった。
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