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電子書籍のイイトコロ ~たまには寄り道 紙本は頭よさそうに見える~
今回も少し寄り道をしてみます。
まずは、ちょっと想像してみて下さい。
今あなたは電車に乗っています。周りにも何人もの人が乗っていて、その人たちは何をしているでしょうか?
おそらくほとんどの人がスマホを手に持っているのではないでしょうか?
そうなんです。びっくりするくらい皆スマホをいじっています。
これがイイ、ワルイ、というのはさておき、
そんな中一人、文庫本を読んでいる人がいたとしましょう。
なんだかスマホを持っている人より、ちょっとだけイイ印象を抱きませんか?(笑)
これが「本」の持つ力なんじゃないかと思います。それに「スマホ」をちょっと軽んじて見ている部分も、時代を反映しているというか、時代が追いついていないというか……。
まあ、それはいいでしょう。
しかしですよ、そんなスマホを持っている人の中に、とっても難しい電子書籍をスマホで読んでいる人がいたとしましょうよ。
もちろん外から見ても、それが本だなんて分からないし、「あーどうせSNSとか見てんでしょ?」って思われるのがオチです。
まあ、読書ってのは一人で世界を創り上げるものですから、他の目なんてものはどうでもいいのですけど、「紙の本」と「電子書籍」の違いってのはそんなところにもあります。
では、読書専用の電子書籍リーダーで読んでいたとしましょう。
こんな話があります。
*
あるAさんは非常にマメな人間で、電車内の優先席付近では、携帯の電源を切るようなタイプの人間でした。
そんなAさんが電車に乗った時、割と混雑している状況だったので、たまたま空いていた優先席の前に立っていました。
そしてAさんはカバンから電子書籍リーダーを取り出し、それを読み始めます。
リーダーは電波を受信しないので、(するものもあります)ペースメーカーなどには害はありません(というか、最近携帯の電波はペースメーカーにほとんど障害がないみたいな発表があったような……)。あれはただの四角いローカルな機械です。
しばらく読んでいると、向かいに座っていたおば様が言いました。
「ここ優先席なんだけど!それしまいなさい!」
*
まあこれもどちらがワルイとかではないですね。
ちなみにこれ実話なのですが、そういうことは結構あるんじゃないかと思います。
そのおば様は”ああいった機械”を全て電波を受信し、優先席で持ち込むべきでないものという認識があって、なんなら読んでいたAさんはそこまで予見して、優先席ではリーダーを出すべきではなかったのかもしれない。
だから”見てくれ”というのは、意外に重要なのかなーと思ったりもします。
その反面、文庫本っていうのは、なんだかイメージいいですよね。
紙の本の底力。じわりじわりと感じます。
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