【コラム】気付けば「なるほどですね!」を言っていた。(恥)
先日、【「なるほどですね」が耳につく】という記事を書きまして、
そこでは「なるほどですね」という言葉が会社で横行していて、それを聞くたびに、「いやその日本語可笑しいだろう」と小馬鹿にしていたボクですが、
いやはや、
この題名の通り、この前ふとした時に「なるほどですね」と口にしていたボクです。
えへへ。
……いやいや、人の言葉ってのは恐ろしいもんです。
どうしてこんなにも簡単に移ってしまうのか、そのメカニズムが分かっていればそれを塞ぐ手立ても立てられそうなものですが、どうやら今のボクには分かっていない。困ったもんだ。
その「なるほどですね」を口にした瞬間に、「ああ、なんてことだ」と内心思っていたのはボクだけで、これだけ横行している現場ではすぐに受け入れられる土壌があったようで、特に何の突っ掛かりもなく済みました。
「なるほどですね」は言わない、と強く意識していないと、本当にまた言ってしまいそうでなんだか恐ろしくもあります。
ただそんなことを考えていたら、「なるほどですね」って本当に可笑しな日本語なのか?という疑問が湧いてきたりもするのですね。なんて自分勝手な生き物なのだろうかと思うのですけど、やはりこの世界は自分に合わせて動いているようです(笑)
まあそんなのものは当たり前で、どんなに頑張ってみたところで、他の人の視点には立てない。
どんなに頑張ったって、自分の視点から抜け出すことは出来ない。
だからこの世界というものは、自分の視点を通してしか見ることが出来ず、つまりは世界は”自分専用”みたいなことになってしまう。
「なるほどですね」言っちゃえばいいじゃん、と自己肯定に苦しむボクですが、いやいや、それだけは絶対に避けたいのですよ。
でも口癖って面白いですよね。それがたとえ誰かに移されたものであろうとも、”その人らしさ”がにじみ出てる。その口癖が共鳴し合う仲が、相性の一部に繋がってくるのかもしれない。
なんて考えて、ボクは更に「自己肯定」と続けるのでした。
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