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🌙月星座♋かに座に振り回された人生〜母親とは
私は月星座の妖にあっていた。
というか、定期的に今も妖によって拗らせることが多々ある。
始めに、ホロスコープの説明。
私は太陽星座が『いて座』
月星座が『かに座』である。
月星座に関してはマドモアゼル愛先生の『月の欠損理論』がとてもしっくりくるのでそれを参考にしている。
念の為ざっくり説明すると
太陽星座とは、自分が生まれた時に太陽がどの星座にあったかで決まります。
一般的な星占いではこの太陽星座が使われています。
一方月星座とは、自分が生まれた時に月がどの星座にあったかで決まります。
太陽星座は自分の本質だとすると、月星座は無意識を支配し、自分を惑わしてくる存在でもあります。
月の欠損とは、月のイメージで作られた自分こそが本当の自分と思い込みそのように振る舞っていると、全然うまくいかず振り回されている状態。まさに月の妖と言えるでしょう。
星座のキーワードが自分にあると思い込んでいるけど、本当は持っていないのでこの辺を拗らせやすいです。
詳しくはYouTubeでマドモアゼル愛が先生の『月の欠損』で検索するか、いろんな方の月星座についての対談『おたねと発芽🌱』を聴いてね!
月の妖に惑わされず、太陽星座を活かして生きていきたいものですね。
太陽かに座のキーワードは
『I feel』私は感じる
特徴は『感情豊、家庭的、敵と味方を区別する、味方と思ったら親身に愛情を注げる』
簡単に書くと私の中でのかに座は母性あふれる母親気質の強いイメージである。
それに対して月かに座はその部分が欠損しているので、人の気持ちを汲み取れなく原始的な感情の欠損、つまり自然な情と言う部分が足りていないのである。
要するに『I feel』私は感じるがないということ。
あなたは優しい人ではありません。
相手の状況を感じ取れないので思いやれなかったり、子供・パートナーが何を求めているのかがわからないが故、一般的な解釈でしか理解できず理想論を前面に出して頑なに守ろうとします。
だから身内との関係で疲れるし家庭に縛られる人生になりがちで、家庭が憩いの場である前に葛藤の場になりがちです。
あなたが家庭から自由になれば家族も自由を感じます。
「私は母親はできない」と思った方がむしろ責任感が出て良くなります。
母親だからやらねばと母親を演じるよりも、演じない方が子供たちも楽だし、本当の責任感が出てくるので結果、家庭を救うことになるのです。
相変わらず毒舌で心をグリンとえぐってくる愛先生だが本当にその通り。
始めてこの話を知った時は、あまりのショックにすぐには受け入れることができなかった。
過去の記事でも書いてるが、実家がゴミ屋敷で家事が好きではない母親に育てられた。だから物心がついた時に、友達のお母さんを様子を見たり聞いたりしてとてもショックだった。
「お母さんのご飯って美味しいの?」
「部屋に物が多くないの?」
「お母さんは洗濯も掃除もしてくれるの?」
色んなことを知っていく内に理想の母親像が出来上がり、旦那の母に出合ってからは、義母が理想の母親像となっているのは間違いないだろう。
ご飯は一汁三菜で基本手作り、自分の事は後回しで家族優先は当たり前。
自分のやりたいことやるなんて贅沢、熱があっても体調不良でも家族には悟られてはいけないみたいなね。
母親とは慎ましくみたいな。
「これが理想の母親だ!」と思い込んでいる辺りが月蟹座の妖なのではないだろうか。
もちろん育った環境も大いに関係しているが、「一般的な解釈でしか母親という存在を理解できず理想論を前面に出して頑なに守ろうとしている」に当てはまっていた気がする。
だから誰からも「母親とはこうあるべきなのだから」と強要されていないのに実行したくて守りたくなっていたのかもしれないね。
母親は子供のためになんでも犠牲にして生きるべきだなんだと。
***
月蟹座の欠損を知ってから「私は母親ができない」と思ってみることで気が楽になった。とは言え最初はそう思うのが辛かったけどね。
私はあの子たちの母親だ。とても大好きだし何かあれば全力で守りたい。
人生での先輩でもあるから教えてやれることは山ほどあるが、母親だからという押しつけがましい母親はもうしないでおこうと思っている。
これが正解か未だわからないのだが、家での私の役割を考えて遂行していくことで辛さが半減しているのは事実。これが愛先生の言う「責任感」なのか。
ちなみに私が考える家での役割は『主な家事の責任者』
家事自体、私はスキなので全然辛くない。「母親だから家事をやります」って思うとなぜが辛いけど、私がやりたくてやっていると思うと不思議と辛くないんだな。
この辺の考え方が月星座の反転星座を意識するってことかな。分かりやすくいうと『月かに座の180度反対側にある山羊座を意識する』ということ。
反転星座を意識することで月の欠損を補う役目もあるってことらしい。
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人は自分の欠点ばかりを見つけては、それを改善したいともがくけど、本当は自分のもともと持ってるもの、得意なところを活かして問題に向かう方がいいのかもしれない。
私の場合はそれが山羊座だったということね。
幸いなことと言っていいのか、私は『太陽星座いて座』なもんで、探究は得意分野。
探究して答えを模索し反転星座の山羊座の特性の『現実的に考える』『コツコツ積み上げていく』を意識していくと良いかもしれない。
これも私が結構得意としているところだから、これを活かしていけばいいのかもしれないね。
✻
では役割を果たせない時はどうだろう。
今まで体調が悪くてもなかなか家族に手伝ってほしいと言えないことが多かった。
それもそのはず、子供のころから素直に親に甘えることができなかったからだ。
とにかく人に何かを頼むのが苦手で「助けて欲しい」となかなか言えない。でもこれからは助けて欲しい時はちゃんと伝えようと思う。
✻✻✻
それともう一つ思うことは、母親だって一人の人間。趣味の一つや二つあったっていいじゃないか。
趣味を楽しんで心が豊かになってくると、自然に家族にも優しくできるし少しのことでイライラしなくなる。
理想の母親像を追い求めた所でそれを演じているだけで私らしさが一つもない。
家庭での息苦しさを感じながら、やりたい事を諦めて生きていく姿は子供たちにも伝わっていってたと思う。
実際に長男からは「最近ママは楽しそう」とか「趣味を楽しむのはいいんじゃない?」「僕たちのためにがまんしたらアカン」と言ってくれる。
何でも子供はお見通しなのだ。
「母親なんだからやって当たり前」という謎の決めつけは、自分自身の首を絞める行為でしかない。辛くてもがんばって理想の母親を演じることは完全に私の自己満足だったんだと思う。
気持ちの余裕がなくなってくると、迷いや悩みが出てくると思うがその都度問題をスルーしないで立ち止まって考えていきたいと思っている。
そう言えば昨年もこの時期に月かに座のこと書いてたわ。こうやって自分で理解を深めていくことで気持ちが軽くなっている実感がある。
まだまだ月かに座の欠損についてや、実母のことを話し足りないので、また別記事で書いていこうと思う。
それではまたね👋
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