2024/09/19サナトリック・ウェーブに行ってきた話
2024年、今年のばくたんで突如発表された「名取さな1stLIVE」の告知。
当初は私も実感というか、それがいったいどのようなものになるのか見当が付かずいたのだが、その日実際に体験したライブはとても衝撃的だった。
以下にその体験の感想を綴っていこうと思う。
アーカイブ視聴はここから!まだ見てない人!見て損はないです、マジで。
サナトリック・ウェーブ:昼の部
来たる9月19日、前日から休みを取っていた私は7時に起床し、8時30分から列形成開始される物販に向けての準備をしていた。私は普段朝にシャワーなど浴びないのだが、その日は只今さなちゃんねるリスナー内でJKの香りになれると話題沸騰中のデオコを使い、いわゆる朝シャンを敢行していた。
オタクたちから統一された甘い香りがするライブとか絶対おもろいでしょ。
8時30分少し前に会場に到着。そこには多くの同じシャツを着た人間たちが…。っていうかいつも思うけどせんせえ多くない?こんなにいるの?ほんとおw
少しすると、スタッフさんから2Fで整列するようにとの案内が入った。
ぞろぞろと移動するせんせえたち。ほのかに漂う甘い香り。デオコの効果すごい…。
そうして静かに整列する同じようなTシャツ、同じような香りの集団たち。
静かに待つせんせえたち。馴れ合い禁止の方がよく守られている。
物販で新規追加されたCDとなすどのコラボグッズを購入し、お手紙BOXに手紙を提出した。
ライブ始まるまで一旦ホテルに戻り、体力の温存とシャワーをもう一回浴びて、デオコバフを上書きする。
そして、13時頃、昼の部の整列が始まった。改めて感じる人の多さ。これが2公演分あるのだから、名取の人気ってやっぱすごいんだなあと思う。
そしてその人数の割に静かに待機するせんせえ、そしてたまに吹く風と共に漂う甘い香り…なんだこの集団…。(自分含)
そうして整列していると、入場が始まった。私は番号100番台だったのでそれほど待たずに入場することができたが、ペース的に結構ギリギリだったのではないかと思う。それでも騒がず待っていたせんせえたち、偉すぎ。
そして会場内にはすでにフラワースタンドが飾られていた。協賛の方々のフラスタが上に、ファンからのフラスタが地下にといった具合だ。
そして、今回僭越ながら私も個人的にフラスタを送らせていただきました。
閑話休題:フラスタの話
今回このようなフラスタを贈らせていただきました。
製作はフラワースタンド.jp様にお願いしました。
実は、フラスタを贈ろうと思ったのは、ちょうどライブ2週間前頃だった。
「フラスタ やりかた」とかで検索すると、準備期間を何か月も前から用意している方が多くて、まず期日までに間に合う業者様を探すことから始まった。
フラスタを贈るのは初めてだったが、お問い合わせフォームに従って内容を入力すればよかったので、割とすんなりと申し込むことができた。
デザインも添付した。以前フラスタのデザイン配信を名取がやっていたこともあって、その経験が生きたなと思った。
実際に先方に送ったフラスタのデザイン案がこちらである。
ドキドキしながら返信を待っていたところ、期日内に納品可能ですとの返信が。取り合えず第一段階はクリア。
ここからはデザイナー様とフラスタのデザインについての話し合いを重ねていった。
私が初めてフラスタを贈るのもあって、いろいろなアイディアを提案してくださってとても助かった。
ただ、今回納品まであまり時間がなかったのもあって、そこまで凝った作りにすることはできなかった。次の機会があったら、もっと前から準備して挑もうと思う。
さて、ライブ会場に話を戻す。ライブ会場では、比較的前方の真ん中あたりの場所を取ることができた。結構良い位置だったと満足している。
そしてついにライブが始まった。
ここからは昼の部の各曲について、一部抜粋して感想を述べていこうと思う。
惑星ループ
カウントダウンから前情報なしの(トゥットゥル ルットゥ ルットゥッ トゥル)、この破壊力はとても文章では伝えきれない。でも書く。本当にヤバかった…頭を何かで殴られたような、そんな衝撃的な始まりだった。
実は、私が名取さなを本格的に追い始めたのは「惑星ループ」の歌ってみた動画を聴いて、その歌声に惚れたからだ。
しかし、一方で今までの名取さなはめったに配信で歌うことはなかった。
私は、「名取、歌上手いのになあ」「歌枠やってくれないかなぁ」と思いつつも年に一回開かれる「ばくたん。」では歌ってくれるので、その特別な機会を楽しんでいた。
そんな名取が意を決して開いた「サナトリック・ウェーブ」その最初の1曲目にこの曲を選んだ意味。そこに込められた気持ち。気づけば私は泣きそうになっていた。
正直な話、ライブ会場は結構空調が効いていたので、首にかけていたタオルの出番は、汗を拭くより涙を拭う方が多かったかもしれない。
PINK,ALL,PINK!
これは今年のばくたんでも言っていたことなのだが、まーーじで声出してコールできるのが最高過ぎる!私は、観客の歓声やコールも音楽を盛り上げる楽器の一部だと思っているので、それができることが本当にうれしくて、またもや泣きそうになっていた…。
わたしたちのクエスト
まさかこれをカバーしてくれるとは思わなかった。会場のサイリウムがピンクだけではなく。緑、青、黄色等に分かれるのがとてもよかった。コーラスの所、後でしっかりと聴きます…。
ノーゲスト、イン、ザ、テアトロ
名取が自分の中の劣等感や、やるせなさ、もどかしさを描いたというこの曲。歌詞に関してはいろいろな考察がされているが、私はこの曲を出したという事実に、名取の決意と覚悟を見出した。というのも、そもそもマイナスな感情というのはあまり人に知られたくない、自分も見たくない部分である人が多い。私もそうである。自分の中のネガティブな部分というのは、どうしても思考を避けがちになってしまう。
だが名取は自分の中のマイナスな感情から目を背けず、むしろそれも自分の中の一部としてそれでも前を向いて乗り越えていこう、と歌詞という形で私たちに見せた。こうして歌詞にされなければ、私は名取の抱えていた苦しさや寂しさなど知る由もなかっただろう。だというのに、わざわざ歌詞にしてその気持ちを歌った。これはすごい覚悟のいる行為だと思う。
それでなくとも、この名取さなとかいう女、はたから見るとこんなにも才能にあふれているというのに、何故か存外自己評価が低い一面がある。
だが、そんな自己評価の低い名取が、ネガティブな面も自分の中にあるということを認めつつ、一方で自分の中には輝かしい部分もあると気づき、これからはその部分を大切にして生きていこう!という決意表明を我々に対して行ったのではないかと感じた。
上手くまとまらない…。
オヒトリサマ
入りの吐き捨てるような言い方カッコ良すぎ…。ひゃだ…。
やっぱライブ映えしますねこの曲は。赤のサイリウムに統一されたの良かった!
アンハッピーリフレイン
めっちゃかっこいい曲続き!この曲って人の身で歌えるんですか…?しかも原キー…?バケモンバケモン…めっちゃ好きな曲なので嬉しかったです。
昔DIVAでよくやったなぁ…。
ソラの果てまで
作詞:名取さなの新曲。凄いなぁ…。何でもできちゃうじゃん…。
今回の新曲たち、名取さなという「人物」のもう一つの面をクローズアップしているなぁと感じた。普段配信では見せない、弱気な自分。等身大の自分。それでも頑張っていこうと決意する自分。そういったものを歌詞という形でよく表現できているなあと思った。それが名取さななのか、名取■奈であるのかは各々の判断に分かれるところだと思う。おんなじ色が見えるわけじゃないらしいからね。
憧れの自分に向かって邁進していく名取自身の姿を、自分の想いを、世界を隔てた私たちに届けたい。といったメッセージがひしひしと感じられた。
というか…さっきも書いたけど、ネガティブなことって基本人に知られたくないと思うんですよ。それを我々ファンに自己開示してくれたってことが凄い嬉しくて…。それってもう信頼じゃんね…こいつらならきっと受け止めてくれるっていう…。
電波、届いてるよ。これからの名取がどんな色を伝えてくれるか、今からとても楽しみです…!
MC:名取さなとかいう女オタオタ
うわうわうわ。なんだこいつ…感動を返せ!
足跡
いや~~~~~~最高。
初めて聴いた時から思っていたけど、ED適正が凄い高いんよねこの曲…。
名取の今までの活動の軌跡をしんみりと感じられて、とても良いです。
「全てが私を成す足跡だ」っていうところに自己肯定の高さ、力強さを感じられてとても良い…。
アンコール:モンダイナイトリッパー!
改めて思うけどバンドの皆さんめっちゃかっこいい…!バンド演奏CDが待ち遠しいぜ…。
しかしまぁ、これだけ多くの人に支えられるようになって、でっかくなったなあとあらためて思います…。人に頼るということができるようになった名取さな、こんなにも強いのか…。
ライブTもめっちゃ可愛かった…。
いっかい書いてさようなら
昼公演ラストの曲。実は予想外だったけど、存外この曲もED適正高いんだよなぁ…。丁寧なインターネット、やっていかんきゃね…!
あと、銀テのタイミング、バッチリすぎてめっちゃアガった…!
せんせえたちが銀テを後ろの人に回したり、「銀テもらってないひといますかー!」と声掛けしている姿が凄い印象的でした…。流石や…。
そんなこんなで昼公演を終え、急いでホテルに戻り、シャワーを浴びる。
汗をかいたので、夜公演はうさちゃんせんせえ増殖Tシャツに着替えて臨むことにした。
サナトリック・ウェーブ:夜の部
ファンタスティック・エボリューション
夜の部の始まりはこの1曲。早速セトリ順が違う。足跡がED曲ならこの曲はOP曲だなあと思った。声出しコール楽しすぎ…!でもやっぱ入りの「ヤー!」は難しい…。
私論理
花譜ちゃんの曲!イントロ聞いた瞬間にわかりました。ワタクシ、実は隠れ観測者なのでめっちゃくちゃ嬉しかったです!!1,2,3!は勿論デケェ声でコールしましたよ。そういえば名取はずっと花譜ちゃんの事ちゃん付で呼んでるけど、彼女もう今年で20歳なんよね…年上なんだから、もう花譜「さん」だよなぁ?あとシンギュラリティライブは後で見ます…。
夜を待つよ
これ知ってる!ミドグラだ!すいちゃんの曲!!と、イントロ聞いてめっちゃニッコニコになっちゃったよね…。サイリウムが青とピンクに分かれてたのがキレイでよかった…。夜らしいオシャレな曲で、ほんとセトリ考えられてるなぁと思った。
あと名取が花譜ちゃんやすいちゃんとの関係性を大事にしている感じがしてとても嬉しかった!VWWのみんなのうたもカバーしてくれないかなぁ…。
オドループ
まさかここでオドループとは…!正解正解正解!!!
うさちゃんせんせえが踊っているのめっちゃ可愛かった!しかもちゃんと歌い方寄せてるんだよね…改めて名取の歌唱力には驚かされる…。
弱酸性おしりぷりブレイク
まずは弱酸性ラジオブレイク。どくー!!って叫ぶのめっちゃ気持ちいい!
スモークがブワーってなるのめっちゃ良かった(小並感)
とか思っていたら、何やら名取のお便りの内容がいつもと違う。
ん?おしりぷり音頭がなんだって…?
デッデッデッ!!
…は?
突如始まるおしりぷり音頭、そしていつの間にかドラムの樋口さんが和太鼓を叩いている。あまりの出来事に笑うしかなかった。会場は阿鼻叫喚。
いやいやいや、大人の人達オモロに全力すぎるでしょ…。いいぞもっとやれ。ちなみに撮影しながら踊ろうかと思ったけど無理でした。許せ。
そして和太鼓はそのままに弱酸性ラジオブレイクに戻る。和太鼓でもちゃんとかっこいい…!これが生バンドの力…!めちゃくちゃすぎてもう笑うしかないよ…。というかこれで初和太鼓ってウソでしょ…?
アマカミサマ
バンドアレンジが爽やかでカッコイイ!!というか今更だけど昼夜でセトリ全然違うじゃんか…!昼夜参加できて本当に良かった…。背景にMVが流れる演出も可愛くてよかった…。
アンコール:さなのおうた
満を持して登場したラスボス曲。正直いつ来るのだろうかと内心ドキドキしていた。名取が活動を続ければ続けるほど、この歌の重みがどんどん増してゆく。本当によくできた曲だ。
「私ここまでこれたよ 本当にありがとう」
こちらこそ、ここまで走り抜いてくれて本当にありがとう。
足跡
サナトリック・ウェーブ本当に本当の最後の曲。名取がめっちゃ名残惜しそうなのを見て、名取もこのライブ楽しかったんだなぁ、我々は名取が歌って踊るだけで勿論楽しいが、名取も楽しむことができて本当に良かった…。と思った。彼女のこれまでの努力に少しでも報いることができたんだなあ…。嬉しい。
そしてライブが終わる。最後にジャンプをして〆!ちゃんと飛べたよ。
名取が凄く名残惜しそうにずっとMCしていたのがめちゃめちゃ良かった…。
ていうかアーカイブ観てたら普通に泣ける…。
…いや本当にいいなあ!!!!(今書きながら観ている)
ライブを終えて
あーーーー、サナトリック・ウェーブ、終わっちゃったなぁ…。
ずっとふわふわした1日でした。2024年最高の日の1つであることはまず間違いない。最高でした。名取、関係者の皆さん、本当にありがとう!
以下全体を通しての感想・雑記
・名取、本当にこのライブのために頑張ったんだなあとまず思った。歌のレベルが凄く上がっていたのをひしひしと感じた!
・あと、今回のステージやライブの構成のいたるところにファンに対する気遣いを感じられてとても良かった。気遣いの鬼め…。
・それにしても、デオコの力は本当に凄い。宮地さんのためとはいえ、オタクの集団から甘い香りがしたらおもろいやろなぁ…でみんな行動したのが本当に凄い…。これが他のオタクのライブに伝播したらおもろいやろなぁ…。
・手ぶらだと当日結構荷物がギリギリで、ヒルズで3万するボディバッグを買った。ヒルズ、ハイブランドの店多過ぎでしょ…。とてもライブT着たオタクが入っていい場所ではない…。まぁでも結果的に買って大正解だった。これからもライブ等で使っていこうと思う。
・6月から紆余曲折あってにジムに通い始めたからか、意外とライブ当日の体力的には大丈夫だった。流石に帰るころには足が痛かったが…。
・もちろんタワレコの名取グッズも買いに行きました。テイクアウトドリンクもおいしかった!あと、タワレコで銀テケースやキーホルダーを買った!
教えてくれたTLのせんせえ方ありがとう!!!
・感想note書いてくれたせんせえ方、ありがとう!めっちゃ楽しく読ませてもらいました!ここに感謝を。普段馴れ合い出来ない分こうやって感想を共有できること、本当にうれしく思います…。