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【蓮ノ空舞台巡礼】交わるバーチャルとリアル!スクールアイドルが伝統を紡ぐ街、金沢へ

元々3/18~金沢旅行を予定していたところに公式から巡礼note募集のお達しがあり、これはやるしかない!ということで筆を執りました。

蓮ノ空や「せーはす」にまつわる話から、美味しいごはんと日本酒まで。
金沢を可能な限り楽しんだ3日間を綴っていきます。

初めて降り立つ私にとっては「行ったことがないのに知ってる街」だった金沢。作中バーチャルで描かれる街を、リアルで目にし、そして味わってきました。
蓮ノ空に継がれてきたもの、今まさに継がれているもの、これから継がれるであろうもの、それらを肌で感じてくることが私の主目的でした。
副目的は美味いメシと美味い酒です

「キャラクターたちがここにいた」という現実と創作の混同を楽しむ振る舞いが舞台巡礼の醍醐味ですが、「同じ『いま』を生きる」、「バーチャルだけどリアル」をコンセプトとする蓮ノ空においては「もしかしたらキャラクターたちも今この瞬間同じ場所に来ているかも...」とすら思わされますし、そういった意味ではある種の臨場感も楽しむことができました。

そんなわけがないのは重々承知ですよ。当時の彼女たちは蓮華祭に向けた準備でそれどころではなかったですからね。

それでは参りましょう。

1日目

金沢駅

お昼過ぎに金沢駅に到着。
鼓門の前で「金沢に来た」ことを確認したのち、ゲーマーズへ向かいました。
やっぱり鼓門を見ないと「来たぞ!金沢!」とは言えませんね。それだけ街を代表する象徴的な場所に感じます。

ここでライブをしたスクールアイドルがいるらしい

鼓門という誰もが知る金沢の玄関口でパフォーマンスを行ったという事実、「金沢代表」としての箔を感じて非常に誇らしいことだと思います。
街の象徴ともいえるこの場所に招かれてライブをするにあたってはやはり実績や信頼が必要でしょうし、それに値するだけの支持は一朝一夕で得られるものでもないように思います。
我々が把握している直近2年の成績も全国レベルではありますが、過去には全国優勝を果たしている名門校です。実績から支持を得て、信頼され続けてきた背景が想像できます。
103期7月度Fes×LIVEで彼女たちが立ったステージは蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブが代々積み重ねてきた歴史そのものだったとしたら、ものすごく素敵な事だなぁと思いました。
まあ個人の妄想にすぎないんですけども

ゲーマーズにいたスリーズブーケ

グッズ収集もそこそこに、荷物を預けて近江町市場へと向かいました。

近江町市場

迷える村野さやかに「村野さやか」であれば良い、と気付かせた町。
「応援・期待」に触れ、「スクールアイドル村野さやか」のルーツとなった町。
沙知から綴理へ、綴理からさやかへ、時代を越えて思いが繋がった町。

「伝統(=時代を越えた思いの繋がり)」という概念に大きく心を揺さぶられているので、まさにそれを描いて見せた近江町市場という舞台は私にとっても大事な場所です。

入口が見えた瞬間の緊張たるや。

「スクールアイドルクラブの面々はさておき、れいかさんであれば本当にこのあたりのどこかで店番やってるかも…」とか、「さやかもここに後輩を連れてくることになるのかな…」などと考えながら活気に満ちた市場を散策。

一通りぐるっと回った後は、せーはすでも紹介された「近江町海鮮丼家 ひら井」さんへ。

外観撮り忘れちゃったのでせーはすのキャプで

店内がとても賑わっていた中でたまたま通されたのがみらくらぱーく!の2人が座った席ということもありボルテージ限界突破。

座った席
後ろのポスターが一致!
「リンクライクラブライブ!」の「イクラ」の部分
言わずと知れた廻るさや壺
サイン入りポスターもありました
私もまたぜったいきます!!!

「美味い物以外腹に納めるつもりはない」と金沢到着までロクに何も食べずに来た腹ペコ一行は、続いてこちらもせーはすで紹介された「金沢おでん いっぷくや」さんへ。
おでんと日本酒、やってみたかったんです。

こいついつも外観撮り忘れてるな

これまたドルケストラの2人が座った席を確保できるミラクル。

カードイラスト再現
若干レイアウト変わっててわかりづらいかも

北陸でおなじみの赤巻きに金沢でおでんを食べるなら欠かせない車麩、そしてただ私が好きなだけの大根をチョイス。

車麩はだしがしみてるというより完全に吸い込んでおり噛むたびに美味。
大根は歯が触れた瞬間幸福を確信する食感でした。
ここのおでん、私も好きです。

2人のスクールアイドルの青春の1ページを間近に感じながら呷る日本酒のだし割りは格別な味わい。

お酒が飲める歳になっても綴理とさやかは一緒におでん食べててくれ~~~とか、その代のドルケストラも一緒におでん食べに来ててくれ~~~とか、だし割りをちびちびやりながらそんな未来に思いを馳せるなどしていました。

蓮ノ空のポスターを大事に飾ってくださるお店もあるとやはりファンとしては嬉しいものです。
作中と同じく受け入れられている蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの存在を目の当たりにしてきて、「スクールアイドルクラブにとって時代を越えて大切な町であり続けて欲しい」「紡がれ続ける蓮ノ空の伝統の傍に温かく寄り添い続けて欲しい」と、そんなことを感じさせられる場所でした。

大移動(ひがし茶屋街~兼六園)

翌日の天気予報が怪しいので、確実に晴れている1日目のうちに見たいところを回る方針で閣議決定。

「チェックイン時刻前だけど荷物だけでも預けられないか」と宿泊予定の民宿に確認したところ、快諾どころか既にお部屋の準備まで整えてくださっていました。金沢、あったかい。

ひがし茶屋街の中にある民宿に荷物を預けてからまずは兼六園へ向かいます。

通り道にあった「八百萬本舗」さん
せーはすでも紹介
立ち寄ってひゃくまんさんミニぬいぐるみを購入。かわいい
ひゃくまんさんのおうちにもお邪魔し、接近イベも
浅野川

兼六園

兼六園到着
せーはすのフォト旅回スタート地点
もうちょい右に寄るのが正解だった
スリーズブーケが一緒に写真を撮っていた像と梢センパイ
次の目的地である卯辰山を遠目に観測

その他の写真はこちら

日が傾いてきたこともあってだいぶ早足で回ってしまい、次回はもっとゆっくり楽しむことを決意。

いざ、夕暮れの卯辰山へ。

卯辰山公園見晴台

浅野川沿いの公園?にある階段から登山スタート。
登山中の夕日。綺麗だけど「早く登らなきゃ日が暮れる」という焦りも

金沢到着後の移動は全て徒歩だったため、急勾配の山道が堪えるのなんの。
心を折られかけながら30分ほど歩き続け、到着しました見晴台。

エモさとかより先にキービジュと空の色一緒じゃね!?と大はしゃぎ。

到着した瞬間疲労も足の痛みも完全になかったことになりました。

さっきまでウキウキハイテンションだったのに「スクールアイドルたちの決意と新たな始まりの場」であることをしみじみ感じた瞬間から情緒がおかしくなり、突然涙目に。

鼓門の項でも取り上げた通り、蓮ノ空は金沢城公園、そして石川県立図書館など、金沢を代表する名所でライブを行えるほどには地元で愛され受け入れられている土壌があると考えられます。

蓮ノ空が愛し愛され続けた金沢を一望できるこの場所が、104期以降も金沢の空と街へスクールアイドルたちの決意を刻む伝統の場所となっていくのであれば、それに優る喜びはございません。

下山~1日目終了

脳と感情をグルグル回すのはここまで。あとは美味い飯と酒です。

卯辰山を降りた頃には完全に日も落ちていました。

このまま遠くへ 川沿い下って行けるとこまで
疲労を癒したくて立ち寄ったカフェにて。
甘いものと美味しい紅茶が歩き回った肉体によく沁みる

そしてお待ちかね飯と酒

良いことしか書いてない
のどぐろとか、のどぐろとか、のどぐろとか

いい年して魚を食わず嫌いしてた自分が恥ずかしくなりました。金沢ののどぐろ、めちゃくちゃ美味しかったです。
日本酒との相性もイイ!

天候の懸念があったとはいえ、やりたかったこと、行きたかったところ、1日目にすべて詰め込んでしまいました。

2日目

早朝のひがし茶屋街

やたら早く目が覚めてしまったので、町が目を覚ます前のひがし茶屋街をお散歩しました。
誰もいない観光名所を独り占め、贅沢の極みです。

梢センパイも一緒に
ごきげんなモーニング

せーはすフォト旅回巡礼ツアー

この日も気合いのオール徒歩移動。

「グリルオーツカ」さんへ開店凸。ハントンライスをいただきました。

まろやかさと酸味のバランスが心地良い

そこそこボリューミーだったのに美味すぎて凄まじい速さで胃袋へ。

店員さんも蓮ノ空を認知してくださっているようで、「好き好きクラブの方?」とお声がけいただきました。
心が温まりますね。

続いてにし茶屋街に到着。

カメラのフィルター機能で遊んでたらすごくそれっぽい写真が撮れました

手裏剣を投げてきました。

忍者武器ミュージアム
めっちゃ分かりづらいですが的内左上に刺さってます
畳にはいっぱい刺したのに

案外難しくて一本刺されば御の字

案内役のお姉さんが盛り上げ上手で体験型アトラクションとしてとても楽しめました。

みらぱ潜伏場所

6分最中を食べました。おいしかったです。

ちょっと時間は前後しますが、せーはすフォト旅回巡礼ツアー最後の目的地、主計町茶屋街へ。

雨降る夕方の主計町茶屋街、独特の趣がありとても良かったです。

金沢観光ビギナーとしてはロケ地を巡っているだけでとても良い体験ができたのでせーはすに大感謝です。
画面越しに伝えてくれた金沢の魅力を身をもって体感できました。

金沢城公園

広い土地とデッケェ歴史的建造物にはいつだって少年心をくすぐられます。

金沢の歴史に見守られながらライブを行った場所

やはりこの場所で思い出されるのは11月度Fes×LIVE。
ダイレクトに「歴史と伝統」そのものを象徴する場所で、「沙知先輩から繋げられた思い」をパフォーマンスしたという事実に胸が熱くなりました。

ちょっくら「菱櫓」の中も覗いて来ました。

3日目

強風に雨と雪。北陸の冬らしい天候になることが分かり切っていたので、この日は近江町市場と金沢駅周辺を散策してお土産を確保して帰るだけでした。

金沢から去る我々を見送るかのように覗いた晴れ間
雨が、上がりました(数分だけ)

こずめぐスタバデート

つい3日前にはめぐちゃんが貸し切っていた映画館

金沢へ向かってる途中に突然聖地になった

帰りの新幹線も金沢を感じながら

帰りたくねぇ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~と駄々をこねてたら北陸新幹線が運転を見合わせました。
って!そうじゃなくてぇ~!

おわりに

私は「伝統」という要素こそ蓮ノ空というコンテンツを唯一無二たらしめるモノと考えています。
沙知先輩の振る舞いそのものが思いの繋がりを体現しているからこそ今のスクールアイドルクラブがあり、卒業をもって時代を越え、「伝統」となっていきます。
伝統を受け継ぐ現場をリアルタイムで見てきたことがスクールアイドルクラブの蓮華祭にかける想いに説得力を生み、我々がFes×LIVEに臨む気持ちも作られて行ったのだと思うのです。

我々が知り得ない過去があるから大事な「いま」があり、「いま」がすごく大事だから未来に思いを馳せたくなる。これが私の蓮ノ空との向き合い方です。

こういう見方をしてることもあり、鼓門(継がれてきたもの)、近江町市場(今まさに受け継がれているもの)、卯辰山(これから継いで行って欲しいもの)を見て回った初日でだいぶ満足したところがあります。
近江町市場以外妄想なんですけどね

バーチャルの中でスクールアイドルクラブが残した青春の軌跡をリアル金沢で巡る旅、これも「バーチャルだけどリアル!」をコンセプトとする蓮ノ空の楽しみ方の1つなのかなと感じた次第です。

実はひがし茶屋街で宿泊していてもモーニング以外全くノータッチだったので、3日目に天気さえ良ければひがし茶屋街でまったりしたかったな~とか、もっと文化体験や土地の歴史を知る時間も作りたかったな~とか、これだけ満足した中でなお次の楽しみが残る旅行でした。

長々とお付き合いいただきありがとうございました。いずれまた訪れたいと思います。

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