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高校生のIELTS対策どうしてる?(2)

このブログを書いてみて思うのは、IELTSの指導をする側だけでなく、実際にバンド6.0あたりを目指している中堅の学習者にも役立つのではないかということです。

さて、授業で使う教材ですが全てCanvaで作っています。なので、明日はそのオリジナルテンプレもご紹介しますね。

表紙

表紙はこんな感じ。入試演習ということで、IELTSだけでなく文法や長文の対策なども行っています。いつもA3の二つ折りで作っています。表紙はあってもなくてもいいのですが、なんとなく統一感があって好きなんです。

初心者はここからスタート

次のページがこちら。これ、実は初心者向けの側です。

次のページがこれなんです。

つまり、最初から書いていくのにまだおぼつかない生徒は、モデル文を読むところからはじめるのです。

流れとしては、
1)モデル文を読む
2)読んだことをグラフとして表現してみる
3)文構造を掴む
4)他のエッセーでも使えそうな表現をまとめる
といった感じ。

上級者はここからスタート

次のページ、つまり裏表紙はこうなっています。上級者は実際のIELTSのタスク1グラフ問題に似せた問題を解くところからスタートです。書き終えたら、モデル文に戻り、気になるフレーズをまとめます。

こうすることで、クラスに混在する2種類の生徒のニーズに応えることができるのです。

添削について

これはクラスの人数にもよります。20人くらいなら全然できるんですが、人数が多いと作文の添削も大変。なので、「ガチでやってほしいかどうか」聞くのも1つの手です。私は忙しい時は添削希望の生徒のものしかちゃんとみません。

こちらが良かれと思って全文細かく添削したとて、生徒が喜ぶとも限らないんです。また、最近はAI添削も使っています。そのことに関してはまた別の機会に書きますね。

さいごに

この教材をどうやって作っているのかについては明日書きます。Bingさん、大活躍です。お楽しみに!

オーガニックラーニングでは年間を通して様々な講座やワークショップをしています。いつかお会いできるのを楽しみにしています。


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江藤 由布(ゆう)
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