歴史に名を残した女性:Google Slide x Instagramでできるコト
Google Classroomを積極的に使うようになって1年。授業ではできるだけ生徒が思考し、創造する機会を作っています。今日は、国際女性データイミングでたまたまやっていた(笑)授業についてまとめてみます。
調べ学習?いやいや…
ただ調べるだけっていうのは意味がないと思っています。授業としてするなら、グランドデザインが大事。この授業を通してどんな変化を見たいのか。今回は、調べるときに、ある女性の歴史の1ページをインスタグラムの形で切り取ることにしました。
導入としては、ヘレンケラーについての動画をまず無音で見て誰かあて、その後動画を見て、対話を通して理解を深める。
最後に、自分がある歴史上の女性になったつもりでインスタグラムに投稿する、というストーリーです。提出はGoogle Slideで行います。
ルーブリックはこちら。これをクラスルームでインポートすれば使える、はず。
Google Slideってかなり便利
スライドのソフトって基本的にレイアウトが自由というのがいいところです。お手本はこんな感じ。まずは名前やフォロワー、そして自分を表す5つの単語やフレーズ。そして自己紹介です。
ある日の1ページを切り取ります。これを書くためには史実を調べなければならないのですが、やり取りを創造するのが面白い。ここでは日本のヘレンケラーと言われた中村さんがいいね!しています。
実際のスライドはこちら
衝撃の一言
ある生徒が言ったことが頭に残っています。それは「男の人の方が書きやすいのに!」というもの。本人がどんなつもりだったのか分かりませんが、歴史を書いてきたのが基本的に男性だったことを考えると、もしかすると男性優位なのかもしれません。
おまけ
せっかくの国際女性デーです。今日は日本全国から友人がたくさんゆる会にきてくれました。これはその時のジャムボード。この後、薬剤師の友人からはアフターピルの話を聞きました。しかも潰しているのが産婦人科学会のおじいちゃんたちという衝撃的なものでした。スイスとパリに住んでいた友人は乗馬のアマゾネス乗りのお話。それ以外にもたくさん!
ほんの小さなきっかけ、小さな対話の場でしたが、ちょっと足を止めて気に掛けるって大事です。
またゆる会するときは来てくださいね!