「マル秘の密子さん」第7話 社長候補に殺人容疑が…感想 ネタバレ!
「マル秘の密子さん」 2024/09/07(土)放送分
第7話 社長候補に殺人容疑が…
謙一と最後に会って居たとして、
殺人の容疑まで掛けられてしまう夏だが、
九条家の謎やスキャンダラスな部分が曝け出されていくことにより、
社長選出に向けての流れが少しずつ夏に向きつつある。
玲香や遥人までもが自分達の今までの行いに後悔の念を感じ始める。
特に遥人は、今までの人生は九条開発の社長になることだけが自分に与えられた宿命だと思い続け、何の疑いもなくそのことだけが自分の人生そのものだと信じて生きて来た。
夏から問われた、
「遥人さんは、何のために社長になりたいのですか?」
その答えが、自分では見つからなかった。
九条家・九条開発という大きな渦の中に引かれたレールに乗せられていただけだということに気付き始める問い掛けになったのではないだろうか?
謙一が残したボイスレコーダーに吹込まれた父親としての本心。
それを聞いた遥人は、九条家・九条開発からの締め付けられた世界から解き放たれる。
そして密子に対し土下座して助けを求める。
「俺はどうなっても構わない、だからせめて社員だけでも助けてやってくれないか。」
この一言は、本物の新社長に相応しい一言ではなかっただろうか。
それに対しての密子の答えも恰好良かったですね。
「姉はこの会社を愛していました。
これは貴方のためではありません、姉のためです。
お任せください。」
ただこれで、九条開発は持ち直すようだが、密子の姉鞠子の死に絡む問題はまだまだ引きずるようだ。
鞠子の焼死に、夏との関係が浮かび上がって来るようだ。
最後まで気が抜けないドラマだ。