「団地のふたり」NHK BSドラマ 2024/09/15(日)放送分 第3話 感想 

「団地のふたり」 2024/09/15(日)放送分 第3話

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春日部の母親恵子は、昔PTAの役員なども引き受けるしっかり者でした。
それが今では、自分の息子すら認識できない認知症。

そんな母親の介護に疲れた春日部も、どんよりとした日々を送っていたのでしょうね。

でも、母親と一緒に団地に戻って来て、昔馴染の同級生や親の知り合いと接するうちに、少しだけだけど“人生の休憩所”にでも来たような気になったのではないでしょうか?


確かに母親の認知症が治ることなどありませんが、
自分と一緒になって考え、手を貸してくれる人に出逢って、
只々自分一人で悩み、自分一人が頑張らなくても良いということに気付いたのではないでしょうか?


団地という小さな集合体は、それ自体が家族にような存在で、
その家族の困りごとは、自分の困りごととしてとらえられる関係性なんでしょうね。


現代社会では、中々考え難いかも知れませんが、野枝チや奈津子には当たりのことなんでしょう。

春日部は、良い同級生にめぐり会えて幸せ者です。

母親恵子を介護施設に入居させるということは、
春日部にとって一大決心だったと思いますが、

これを機に今度は自分自身の人生を取り戻して欲しいです。

NHKBSドラマ『団地のふたり』第3話|yugurenitewo (note.com)

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