『顔に泥を塗る』ドラマ最終回感想ネタバレ!最終回…この夏、1番のキス!!
顔に泥を塗る最終話 この夏、1番のキス!!
美紅(髙橋ひかる)が、なぜ、赤い口紅をつけると悠久に激昂されたのか、最後まで美紅は納得できなかったと思います。
原作では悠久(西垣匠)を捨てた結城怜子がつけていた赤い口紅に嫌悪感を抱いていたようです。
であれば美紅が赤い口紅をつけると不浄な母親を思い出して、自分が嫌な思いをすると正直に打ち明ければ、良かったと思います。
悠久自身の不幸な過去を美紅に理解して貰えたかもわからないのに、
自分の弱みが素直に表現できない、プライドの高さがあるのか、
満たされなかった母からの愛に飢えているのを悟られたくない、
自己愛性パーソナリテイそのものに思えます。
そのような悠久の前に、鬼武(高野洸)が現れて波乱になるかと思いました。
悠久は鬼武から、お兄さんと呼ばれても兄弟じゃない、
縁を切ったと拒否しましたが
鬼武は結城怜子は今でも悠久を息子だと思っていて鬼武を怜子が受け入れてくれた恩人だと言っても悠久は、
俺を捨てるための口述だと怒ったので、気持ちが通じないかと思いました。
それでも鬼武は怜子は悠久とできれば一緒にいたかった筈だと反論したので、漸く悠久が受け入れる気持ちになったのは悠久には救いだったと思います。
できれば最終回に怜子に登場して欲しかったです。
それでも鬼武のおかげで悠久が素直な気持ちになれたのか、
美紅は、俺にとって都合のいい存在でこんなの愛じゃないと言われたら、
そうなんだろうねと素直に認めたのは想定外の言葉でした。
それでも美紅は今の自分があるのは6年間目一杯悠久を愛したからで無駄じゃなかったと答えられたので美紅が蒼汰イヴ(木村慧人)や鬼武に支えられて一皮むけて成長したからだと解釈しました。
ラストで、美紅が両親に気持ちが受け入れてもらえイヴとの愛に踏み出せたのは良かったです。