『アッシュアームズ-灰燼戦線-』小隊攻撃(PtA)の仕様
ゲーム『アッシュアームズ-灰燼戦線-』
小隊攻撃の仕様についての検証結果まとめです。
この記事は《幸運による補正》の内容を含みます。
■命中率と命中数
A1.命中率
小隊攻撃の「命中率」は「命中補正」と「会心補正」と「幸運補正」の合計値で、取り得る範囲は下限10%~上限100%です。
なお、「会心補正」と「幸運補正」の合計は0%未満となりません。
$${[命中率]=[命中補正]+([会心補正]+[幸運補正] }$$
--------- 以下論拠 ---------
以下の画像は小隊攻撃の実測例集計において、「命中補正」「会心補正」「幸運補正」の合計値と〔命中の確率〕を比較した表です。
・文字色
〔命中の確率〕と3種補正の合計値を比べて2.5%以上の差があれば "紫色"
![](https://assets.st-note.com/img/1733298357-XSxaD4kr26OQpjn8mLsZ0cWP.png?width=1200)
〇〔命中の確率〕と3種補正の合計値との差が2.5%未満
→「会心補正」と「幸運補正」の合計値が0%以上である。
〇〔命中の確率〕と3種補正の合計値との差が2.5%以上
→「会心補正」と「幸運補正」の合計値が0%未満である。
→〔命中の確率〕と「命中補正」の値は近しい値である。
上記の結果から、小隊攻撃の「命中率」は「命中補正」「会心補正」「幸運補正」の合計値であり、「会心補正」と「幸運補正」の合計値は0%を下回る事はないと考えます。
A2.必中条件
必中条件は「命中補正」と「会心補正」の合計値が100%以上の場合であり、このとき「幸運補正」によって「命中率」が100%未満となっても回避が発生しなくなります。
$${必中条件:[命中補正]+[会心補正]≧100%}$$
--------- 以下論拠 ---------
以下の画像は「幸運補正」がマイナス時の小隊攻撃の実測例集計において、「命中率」と〔命中の確率〕を「命中補正」と「会心補正」の合計値別に比較した表です。
・文字色
〔命中の確率〕と「命中率」を比べて2.5%以上の差があれば "紫色"
![](https://assets.st-note.com/img/1733298777-kzyQj453h1EPnNZYeTxmsDVK.png?width=1200)
〇〔命中の確率〕と「命中率」との差が2.5%未満
→「命中補正」と「会心補正」の合計値が100%未満である。
〇〔命中の確率〕と「命中率」との差が2.5%以上
→「命中補正」と「会心補正」の合計値が100%以上である。
→「命中率」が100%未満にも関わらず回避が一切発生していない。
上記の結果から、必中条件は「命中補正」「会心補正」の合計値が100%以上の時であると考えます。
A3.命中数
小隊攻撃は1つのダメージ毎に「命中率」によって判定が行われます。
なお、<A2.必中条件>を満たす場合「命中数」は「小隊数」となります。
$${[命中数]=[小隊数]}$$
-------- 以下判定例 --------
1つのダメージ毎に判定を行うので「命中数」は攻撃毎に幅があります。
ですが、試行回数を重ねることで確率に近くなる事が判明しています。
(例1)必中条件で小隊攻撃1000回を命中率80%で行った場合
なお、命中補正40%,会心補正60%,幸運補正-20%とする
$${命中数:1000回}$$
$${回避数:0回}$$
(例2)非必中条件で小隊攻撃1000回を命中率80%で行った場合
なお、命中補正20%,会心補正40%,幸運補正+20%とする
$${命中数:1000回 × (20%+40%+20%) = 800回}$$
$${回避数:1000回 - 800回 = 200回}$$
■会心率と会心数
B1.会心率
小隊攻撃の「会心率」は「会心補正」と「幸運補正」の合計値で、取り得る範囲は下限0%~上限100%です。
$${[会心率]=[会心補正]+[幸運補正]≧0%}$$
--------- 以下論拠 ---------
以下の画像は小隊攻撃の実測例集計において、「会心補正」と「幸運補正」の合計値と〔会心の確率〕を比較した表です。
・文字色
〔会心の確率〕と2種補正の合計値を比べて2.5%以上の差があれば "紫色"
![](https://assets.st-note.com/img/1733299314-L9ieBqF4lSHgyVr1OupMvcaX.png?width=1200)
〇〔会心の確率〕と2種補正の合計値との差が2.5%未満
→「会心補正」と「幸運補正」の合計値が〔会心の確率〕と考えられる。
上記の結果から、小隊攻撃の「会心率」は「会心補正」と「幸運補正」の合計値であると考えます。
B2.確定会心条件
確定会心条件は必中条件を満たした上で「会心率」が100%以上であり、必中条件を満たさずに「会心率」を100%以上とした場合には非会心が発生します。
$${確定会心条件:[会心率]≧100%}$$
--------- 以下論拠 ---------
以下の画像は「命中率」が100%以上である時の小隊攻撃の実測例集計において、必中条件と非必中条件における「会心率」と〔会心の確率〕を比較した表です。
・文字色
〔会心の確率〕と「会心率」を比べて2.5%以上の差で "紫色"
![](https://assets.st-note.com/img/1733547946-zbkNVch4ZPSAQruUsBpWy5Mx.png?width=1200)
〇〔会心の確率〕と「会心率」との差が2.5%未満
→ 必中条件を満たしており全ての攻撃が会心である。
〇〔会心の確率〕と「会心率」との差が2.5%以上
→ 必中条件を満たしておらず全ての攻撃が会心でない。
→〔非会心の確率〕と「命中補正」の値は近しい値である。
上記の結果から、確定会心条件は必中条件を満たした上で「会心補正」と「幸運補正」の合計値が100%以上の時であり、必中条件でない場合には「命中補正」に応じた非会心が発生すると考えます。
B3.会心数
命中数と同様の方式ですが、<B2.確定会心条件>より必中条件か否かで判定基準が変化します。
必中条件時は「命中数」に対し「会心率」によって判定が行われます。
非必中条件時は「命中数」に対し「非会心率」によって判定が行われ、判定外の攻撃が「会心数」となります。
$${[非会心率]=\frac{[命中補正]}{[命中補正]+[会心補正]+[幸運補正]}}$$
--------- 以下論拠 ---------
以下の画像は非必中条件時の小隊攻撃の実測例集計において、「命中補正」「会心補正」「幸運補正」の合計が100%以上の場合における「命中補正」および「非会心率」と〔非会心の確率〕を比較した表です。
・文字色
〔非会心の確率〕と「命中補正」を比べて2.5%以上の差で "紫色"
![](https://assets.st-note.com/img/1733548395-OrTVUuFtGkWK4IgXx9Sdlais.png?width=1200)
〇〔非会心の確率〕と「命中補正」との差が2.5%以上
→〔非会心の確率〕と「非会心率」との差は2.5%未満である。
上記の結果から、非必中条件時における「会心数」は「非会心率」に基づくと考えます。
--------- 以下判定例 ---------
1つのダメージ毎に判定を行うので「会心数」も攻撃毎に幅があります。
ですが、試行回数を重ねることで確率に近くなる事が判明しています。
(例1)必中条件で小隊攻撃1000回を命中率100%で行った場合
なお、命中補正20%,会心補正120%,幸運補正-20%とする
$${会心数 :1000回 × (120%-20%) = 1000回}$$
$${非会心数:1000回 - 1000回 = 0回}$$
$${回避数 :0回}$$
(例2)非必中条件で小隊攻撃1000回を命中率100%で行った場合
なお、命中補正20%,会心補正70%,幸運補正+30%とする
$${非会心数:1000回 × \frac{20%}{20%+70%+30%} = 167回}$$
$${会心数 :1000回 - 167回 = 833回}$$
$${回避数 :1000回 - 1000回 = 0回}$$