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今、劇場で、絶対に見逃してはいけない作品『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』

今週で公開から3週目に突入した『劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト』をご存知だろうか。
今このスタァライトがマジやばい。
マジやばいので、初めてnoteを書く。

まず単刀直入に言う。
少しでも気になっているのであれば、
今すぐにでも無理をして
劇場に足を運んで鑑賞してください。。。


まだ3週目だというのに、あまりに少ない上映館、あまりに少ない上映回数で今にも終わりそうである。(1日昼間とか夕方に1回とかザラ。)
個人的にだが、この作品はまどマギ等に匹敵するレベルの名作だと思っている。
しかもこの作品は、劇場で見なければ「意味」がない。
本当にヤバイ、本当に見て。。。


以降は、この作品の劇場版がいかにヤバかったかを書いていく。

当作品は、2018年7月13日~9月28日に放送されたテレビアニメ『少女☆歌劇レヴュースタァライト』の正統続編であり、2時間の全編完全新作のアニメ映画だ。

Prime Video:少女☆歌劇レヴュースタァライト

このアニメが放送された2018年の当時は、同時に『ゾンビランドサガ』『ウマ娘』が話題となり、結果的に凡作として世間から惜しくも埋もれてしまった印象があった。

だがこの作品の情熱は、自分にとって驚くべきものだった。
映像と音楽の表現の熱さが、テレビアニメとしての規格を完全に超えていた。

少女が歌いながら、踊りながら、剣を振るい、台詞を叫ぶ。
一見滑稽なその姿は、音楽・演出・少女達の感情が乗ることで素晴らしいレヴューショーとなっていった。

この作品に驚かされたのは、それだけではない。
なんとこのアニメの音楽に乗せる言葉は全て「中村彼方」さんという方が一人で生み出したモノだという。
その燃えるような愛に、心が打ち震えた。
1話見る毎に衝撃を受け、全12話を見終わるのはすぐだった。

ただそこからは、この作品との付き合いはたまにCDを買ったり、
舞台やライブをフラっと見に行く程度となった。
この作品はテレビシリーズ12話があまりにも完成していて、それ以上の情熱と興奮を覚えることはもうないだろうと思っていたからだ。



それから3年が経過し、2021年6月4日に『劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト』が公開された。

正直、ぜ~~~~~んぜん期待していなかった。

告知を聞いた時は嬉しい反面、完結した作品に水を差すのだけはやめてくれよと心で思っていた。
だから新作をやる前にやっていた、劇場総集編もスルーした。

事前情報は一切調べなかったので、
アプリからの新キャラをたくさん登場させたお祭り作品なんだろうな~
ぐらいにナメくさって覚悟して、初週の日曜日に見に行った。

だが、そこにあったのは、あの日見た情熱を、
さらに超える情熱だけだった。

テレビシリーズのOPテーマの「星のダイアローグ」という曲には、次のような歌詞がある。

あの頃には戻れない 何も知らなかった日々
胸を刺す衝撃を 浴びてしまったから

悔しかった。
この歌詞以上に、見た後の自分を表現する言葉が見つからなかったからだ。

アニメーションでしか表現できない、他の表現では絶対に届かない。
紛れもなく、誇張もなくあれは、"歌劇"体験だった。


少女達の激情が、映像が、音楽が、歌が大音量で永遠と押し寄せてくる。

2時間の間、休むことも目を逸らすことはできない。

「そこはもう、舞台の上なのだ」と言わんばかりに。


この衝撃を、感動を、今しか味わえないこのエンターテイメントを。
もっともっと、多くの人に感じてもらいたい。
ここ数日は、そのことばかりを考えている。

耐えられない。
こんなにも素晴らしい圧倒的なエンターテイメントが、
一瞬で消えてしまうなんて。
県内に見れる映画館がなくて、見に行けない人が居るだなんて。
自分だけのモノにするなんて、とても耐えられない。

上映館と上映回数の増加を、本当に検討して欲しい。
それには、色んな人が見て話題にするしかもうないと思ってる。

本編未履修の人はもう、いきなり浴びちゃっても良いんじゃないか?
それはアナタにしか出来ない体験だし、
そんなことが出来るのは、とても羨ましくも感じる。
映像や歌や音楽や演技には、
理屈なんて簡単に吹き飛ばすパワーがある。

頼む。
見れる範囲の人、一緒に見て盛り上げてくれ;;;


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